清掃は「あなたがこの部屋に通されたら嬉しいですか?」が基準
今日仕事ですごく嬉しいことがあったので記事に残します。
1ヶ月位前に新しい清掃スタッフの方が入社してくれました。HOTEL SHE, KYOTOの近所にお住まいの方で清掃スタッフ募集の看板を見て応募という経緯。清掃は未経験の方だったので最初は少し不安そうでした。
HOTEL SHE, KYOTOは自社で清掃を管理・実施していて、清掃スタッフは大学生もいれば主婦の方もいらっしゃいます。その方は、年齢でいうと一番上でした。すごく元気な女性でいつもハキハキ。入社してスタッフが清掃のOJTが行いました。最初は決してお世辞にも清掃が綺麗とは言えない状態。(最初は誰でもそうです!)
ベッドメイク一つとってもシーツやデュベのいれ方に決まりと実現してほしいクオリティがあります。でも、僕が清掃チェックをした際は全てできていませんでした…他の社員も「几帳面なタイプではなさそう・・・」という印象。
そこで、清掃中に本人にフィードバックしました。
田中:「Aさん!部屋見させてもらったんですけど汚いです!」(←めっちゃストレート笑)
田中:「以前、よくホテルに泊まっていたと言ってましたけど、自分がこの部屋通されたら嬉しいですか?」
Aさん:「うーん…確かに嬉しくないですね…」
田中:「自分がゲストになったと思って、どんな部屋の状態だと心地よく過ごせるか考えて清掃してみてください!」
話していて、ちゃんと考えて仕事ができる方だと思ったので、正直にフィードバックして理想の状態が何かを考えてもらうことにしました。
今日清掃チェックしたところ…
少し時間が経って、今日、改めてAさんの清掃した部屋をチェックしたところ…
どの部屋もめちゃくちゃ綺麗!!!!
ベッドメイキングもちゃんとできているし、バスルームに髪の毛一つ落ちていない状態。これは感動しました。こんな短期間でクオリティが上がる人はなかなかいません。自分の仕事でうまくいったときより全然嬉しかったです。
以前と比べて格段に上手くなったことと、感謝を伝えて何を意識して清掃するようになったか確認したところ
・ベッドメイキングは自宅で練習した
・清掃に関しては「自分がどんな部屋だと嬉しいか考えてやっている」
とのこと…最高やんけ!めちゃくちゃ努力してくださっている。
仕事の成長に年齢は関係ないし、意識次第で短期間で人間は改善できるんだなぁと実体験で学ばせていただきました。
会社として改善すべきことはまだまだまだまだあるけど、少しずつでも着実に良くしていくぞ!と改めて。
(あまりに嬉しかったので、帰りにコンビニでいつもより多くデザートを購入して一人で祝杯をあげました)
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