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思考法まとめマガジン

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【思考法】とは物事を考え方る際の、考えるプロセス、手順を整理して効率良く問題解決や発想力を高める方法論のことです。昨今のあらゆる思考法を調査して、まとめのマガジンです。他のクリエ… もっと読む
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#問題解決

思考法について

私が思考法について初めて認識したのは、もうかれこれ25年以上前のこと。 ビジネス雑誌に紹介されていた意思決定のKT法がはじめでした。 どちらかというと方法論マニアなほうで、実際は何も成果が上がらないことが多いように感じています。。 最近の思考法はどのようなものがあるのか調べてみました。 思考法とは 問題解決のために使う思考の方法論です。一定の手順に従って考えて効率よく答えを導きだすための方法とも言えます。思考法には様々な種類があります。 主な思考法の分類 論点タイプ:

【思考法】アブダクション

アブダクション(abduction)とは アブダクション(abduction)は、「逆行推論」ともいわれます。19世紀後半から20世紀前半に活躍したアメリカの哲学者・論理学者であるチャールズ・サンダース・パースが提唱したといわれています。 観察された事実や現象に対して、可能性の高い仮説や推論を立てる思考法です。演繹法が前提となる事象に規則を適用して結論を得るのに対し、結論となる事象に規則を適用して前提を推論する方法です。 演繹法     前提事象 → 結論 アブダクシ

抽象化による思考の整理術

抽象化は、複雑な情報を整理し、役に立つ部分を取り出す作業です。効率的に理解や判断を行うために重要な技術です。この記事では、分析と評価における抽象化の考え方を整理します。 両方の抽象化技術は、情報の整理、解釈、評価を行う際の効果的なツールとして役立ちます。これらの技術を習得することで、問題解決や意志決定の質が向上し、効率的なコミュニケーションや相互理解が促進されます。 では、詳しく説明していきます。 ■分析用の抽象化の3つの次元 分析用の抽象化には3つの次元があり、組み

【思考法】KT法(Kepner-Tregoe法)

※このノートは個人的に調べた内容をまとめたものです。 KT法(Kepner-Tregoe法)は、意思決定や問題解決の思考プロセスを体系化して整理した思考法です。KT法は、1950年代にチャールズ・ケプナーとベンジャミン・トレゴーによって開発されました。 KT法のプロセスKT法は、複雑な問題を体系的に分析し、合理的な解決策を見つけるたに効果的な手法です。以下の主なステップから成り立っています: 状況把握(Situation Appraisal): 関心事の抽出:特定のテ