CPM分析(顧客ポートフォリオ・マネジメント分析)

今回はCPM分析(顧客ポートフォリオマネジメント分析)について書きたいと思います。

ECや通販業界ではとても有名な分析手法なので、すでに導入されている会社さんもいらっしゃるかもしれませんね(^^)

こちらの本に詳しく書いてます

CPMでは、まずはお客様を5つの属性に分けるデータベースを作ることから、はじめます。作ると言っても、ECや通販業界はすでに注文データがありますので、そのデータを加工していくかたちになります。必要な情報は主に以下の3つです。

・はじめて購入された日
・最後に購入された日
・購入金額

全部、注文データに入ってますね(^^)

CNCの条件式


使うのはもちろんMTです。細かいことは本を読むほうが早いので割愛しますが、在籍期間・離脱期間・購入回数・LTV(ライフタイムバリュー)の合計を出したあとに、CNCというコマンドを使います。

CNCコマンド。左の列から順番に仕事してくれます

文系にとってはむずかしい暗号?のように見えるかもしれませんが、書いていることはとてもシンプルなんですよ。等式、以上・以下、大なり、小なり等の計算式です。この表の条件に当てはまったものに、「初回現役」などの分類ラベルをつけていきます。10パターンに分けたあと、グラフ11番の田の字グラフで傾向を見ていきます。

10パターンに分けて考えていきます

CPM分析でわかること

キャンペーンを連発して集客に成功しているように見えても、CPM分析してみると、「あららら、、、」と凹むようなこともあります。(^o^;)
また、新製品開発に夢中になっているあいだに、いつの間にか大事なお客様が離れていっていたこともあります。その逆も然りで、リピート施策に比重をかけすぎて、新しいお客様との出会いをおろそかにして、ジリ貧になっていっていくこともあります。

出会いがあり、別れがある。イン・アウト・残。世の真理ですが、別れの原因が会社側にあるとしたら、それは反省し、改善を重ねていかねばなりませんね^^;

ちなみに、こんなの作りたいんです!ってマイツーラーの先輩に相談すれば、サクッと作ってくれますよ~(^^)

データベースが整っていること。そしてやりたいことが明確であれば、MTはあなたの「これがしたい」「あれがしたい」をどんどんカタチにしてくれます。

今年こそはMTをモノにしたい!というあなた。先輩たちが待っているので勇気を出して、その胸に飛び込んでみてください!(^^)

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