OPQR分析(その2)

少し前に、OPQR分析について書きました。

田の字グラフの「中心線」をどう考えたらいいのか、いろいろと試行錯誤していたところ、清水先生がFacebookにわかりやすくまとめてくださってました。先生の投稿からたくさんのヒントをいただき、実践してみることにしました。

中心線の決めかたは以下の3つです。何を選ぶかでグラフの見えかたが変化するようです。

・中間値
・平均値
・目標値(任意設定)


今回は、この中の「目標値」に絞って書きたいと思います。

OPQRは、動きます

これまでは、複数商品でOPQR分析をしていました。たとえば、りんごはPアップ商品、みかんはQアップ商品というような見えかたでした。

今回は単品、つまり「りんご」だけのOPQRの動きを時系列で見ていきます。折れ線グラフを使います。最初にMQ(付加価値)とM/H(手間)の目標値を決めておくことがポイントになります。

※OPQRは数字の4321に置き換えています。

このグラフは、ある商品の26ヶ月の動きです。やっとOK商品に育ったのに、先月割引キャンペーン(Pダウン)をやったせいか、Pアップの警告(⁈)が出てました。施策とグラフの動きが連動してて、驚きました。

他の商品でも出してみました。近年Qの勢いが落ちた商品で、案の定、グラフもきれいに落ちてました。よく見てみると、早い段階で「Qアップしてね」との警告が出てたんですね。知らずに、ずっと放置していました。はい。(T_T)

OPQRの動きを時系列で見ていくことで、いろんな発見がありました。清水先生、ありがとうございます!しっかり使っていきます。

最後に作りかたですが、STR⭐︎C IIに整えたデータベースがあれば、サクっと作れちゃいますよ。(^^) MT、ほんとにすごいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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