プロにお願いする時は…

あなたはどんな時にプロにお願いしますか?

例えば
レストランに行ったら料理のプロにお金を払ってお願いしますよね。

初めて入ったレストランで「おまかせ」って、なかなか頼めないですよね。だってお金払うんですから、失敗したくないですよね。好きなメニューを頼むし、何なら「これ、何が入ってますか?」とか「どれくらい辛いですか?」とか、確認したりもします。そうやって、何度も何度もそのレストランに通って、自分の顔をシェフに覚えてもらって、好き嫌いなんかも覚えてもらって、ようやく「おまかせ」って安心して出来るんじゃないかなと思うんです。

私は、プロモーション動画を作ってたりしたのですが、最初の打ち合わせでクライアントから「かっこいい感じでおまかせで」と言われたことがあります。最初ですよ。その人の事、全然知らないので、その人が何に「かっこいい」と感じるかなんて、全く分からないわけですよ。しかも、プロモーションの動画って、そのクライアントを喜ばせるものではなく、クライアントのお客様に届けなくてはならない。その人たちが目を止めるものでなくてはならないので、クライアントの事が分からない時点で制作は無理なのです。クライアントも、効果がないかっこいいだけの動画じゃ、お金のムダですからね。

プロに頼むのであれば、「おまかせ」はしない。お金を払うのですから、「私はこうしたい」「私はこうなりたい」「こういう未来に行きたい」をしっかりと伝える事。そのやり方は、プロに任せましょう。

プロは、何もかも全部をやってくれる人ではありません。ましてや、あなたの未来を決めるプロなんていないんです。決めるのは、あなたです。

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