人生初のボーナスで買ったもの。について
社会人になって初めてのボーナスというのは、とても嬉しいものだ。情報番組なんかでも「初ボーナスは何に使いましたか?」なんてインタビューをするほどの盛り上がり様だ。
わたしにも、そんな時代があった。
初ボーナスで買ったものは海洋生物?
だいぶ昔のことだ。
人生で初めてのボーナスをもらった、みき☆たにし。
とある休日、お買い物のテンションでお出かけ。そこで、普段なら買うことのない、イルカのぬいぐるみ(パイル生地)を買ったのだった。
たしか「パスポート」という、ちょっとお洒落な雑貨店で買ったような気がする。
でかい袋をぶら下げて意気揚々と歩いていたら、知らない女の子に、
「すみません!パスポートってどこにあるんですか!?」
って聞かれた覚えがある。
うちに来たイルカのその後
イルカのぬいぐるみは、抱き枕としても、なかなかのサイズ感で、今も常にいっしょに寝床にいる。手触りがよく、くたびれた時に抱きしめたりすると、抜群の癒しをくれる。
たまにバケツ風呂に入れられて、洗われ、その後、干されるイルカ。
イルカに襲いかかる悲劇
ちょっと前、原稿用紙に万年筆というスタイルで小説を書いていた時のこと。殺陣をイメージして、つい、うっかり万年筆を振り回してしまった。
運悪く、万年筆の先から、けっこうな量のインクが飛び散り、イルカの背中にビチャ!と、かかった。
インクのしみが、しばらく消えず、旧ソビエト連邦の大統領ゴルバチョフさんの頭みたいになっていた。
お名前について
ちなみに、このイルカのぬいぐるみの名前は「イルカ」である。
そういえば、かつて猫を飼うなら名前は「ねこ」にしたい、そう言って、「愛情がない!」と言われた経験もあるなぁ……。
ちなみに、実家の母親は飼いネコに「まお」という名前を付けた。普通にカワイイ名前に聞こえるが、「ねこ」を中国語で「まお」というらしい。
血は争えないな、と思った。
まとめ
もし自分が死んだら、イルカも棺桶に入れてもらう予定でいる。そのぐらいの愛着がある。
この際だから、ついでに言うと、墓石はギターの形にしてほしい。もしも、それが無理なら、せめて卒塔婆はメイプル材で作ってほしい。今のギターはローズウッド指板なのだけど。
戒名には「美」とか「遊」とか入れてほしいけど、この文字の並びだと何か「遊女」みたいに見えなくもないから、却下されるかもしれない。
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