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甲斐

甲斐と聞いて何を思い浮かべますか?

生き甲斐、やり甲斐、甲斐犬etc…
甲斐よしひろなんて変速技もあります。

ふと、思いついた男の甲斐性ってやつ。

ちょっと話題を深掘りします。
私の父は、現役時代、いわゆる昭和の男で亭主関白でした。
母には一歩下がらせて、フンゾリ返ってた。
母は、自分の思ったことが言えず時にしくしく泣いていた。
一番子供心に、切なかったのが母は所謂過保護で、私にとても甘かった。
それが父は気に食わなくて、本人にさせろ!甘やかすな!とよくまくし立てていた。

わがままな私は、何故か厳しい父に迎合し、余り干渉されるのが苦手な大人に育った。

父親ゆずりの俺様な。

(ちょっと余談ついでに余談すると父が現役を引退してから母は別人のようになった。人付き合いがめちゃくちゃ積極的になり、いつもなんかしら予定が入っている。母の本来の顔はこっちだったんだな!と感心しています)

さて、私はと言うと3つ子の魂的な感じで
付き合う男の人は父とは真逆。
私の意志を尊重してくれる優しい人ばかりだった。
あのしくしく泣いてる母みたいになりたくなかった。
ついでに言うと父は身長が低いので170センチ以下の男性とも付き合った事がなかった。



が!

45から都合8年程御付き合いしてるパートナー、チビだし神経質だし、なんだか父に似ているんである。

共働きの時は、そうでもなかったのに養ってくれるようになり、やれ醤油取れだのなんだの

料理、洗濯、掃除以外もなーんもやらなくなった。

ふっ。
私はなんか笑ってしまう。
なんだ、私、母親そっくりじゃん。
喧嘩も面倒臭く、意見言わないとこも。

でもね、良いとこもあるんですよ。

私が仕事が上手く出来ないから、と俺が働くからゆっくりしーやと。

稼ぐのが男の甲斐性とばかりに頑張ってます。

そして私は私でマイペースに家事するこの生活がとても気に入ってます。そんな言葉はないけど、女の甲斐性みたいな。

ははっ
今日もノロケで締めくくりまーす。

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