子供の権利について。子供にとって最善のことって?

最近ツイッターでフォロワーさんと子供の権利条約について話す機会がありました。

そこから色々と考えたことを共有させてください。


普段から子供の権利条約について考えながら子育てしてる人はほとんどいないのではないでしようか。

親も人間、自分の人生や生活、仕事もありますし、自分が子供に良かれと思っている事を一生懸命やっていると思います。

私はそれで良いと思いますが、子供の権利について立ち止まって考えてみることは新たな気付きになるかもしれません。

まず、子供の権利条約のなかに、子供が生きる育つ権利に加え、血のつながった親と暮らす権利、親に会う権利、親を知る権利などがあるそうです。

子供が食べるものがあり暮らす家があり育つのに必要な物が揃うのは最低限保護者が与えるべきものだと思いますし、そこに異論はないと考えます。

では実の親と暮らす、親と会う、親を知る権利について。

離婚、再婚、未婚の親は日本でも増えてきていると思います。

親によっては明らかに子供のことを考えない行動をする人も中にはいます。

私はそういう親や子供達こそ介入が必要だとは思っているのですが、それについては今回は触れません。

親の離婚、再婚などは、子供にとっては生活が大きく変わる出来事、特に親の離婚は避けられれば良いに越したことはないかもしれません。

ただ保護者も人間です。子供を守ることは前提としてあるものの、努力してもパートナーとの関係が続かない場合もある。

そこで我慢して離婚せずにお互いの愚痴を言う、喧嘩ばかりする不幸せな親と暮らす子供からしたら、お互い一緒にいて幸せでないなら離婚してもらったほうがいいです。

これは私の経験から私が思ったことです。

しいていえば、子供といえども思春期にあった私と兄弟にとっては、なぜ離婚に至ったかを両親に説明してもらえればもっとよかったかもしれません。

その家族にとって親と子供の間で様々な関係がありますが、やはり子供も家族の一員、もし親の離婚や再婚などで家族の形態が変わるようであれば、その子の性格や年齢に合わせた説明をするべきというのが私の意見です。

また、実の親と一緒に暮らしたり離婚後に関係が続くことで子供が不利益を被るケースもあるはず。

離婚や再婚だけがネガティブに子供に影響するわけではありませんし、貧困や教育など、様々な環境要因も考慮すべきかなと思います。

権利条約のなかには、子供にとって最善のことをするというものがあります。

子供にとって最善なこと、難しいですよね。

シングルマザーだと特に、父親がいたほうが良かったのか、離婚しないほうが良かったのか、自分のワガママじゃなかったか、などと考える事もあると思うんです。

それでも私は、子供が幸せになるために保護者も幸せであることが必要だと信じています。

子供にとって最善な事のいくつかは、もしかしたら子供が大人になってからでないと分からないかもしれません。

子育てによって私達親も色々考え成長していく。

子供にとって良いことは何だろうと考えながら、子供は付属物ではなく一人の人間であるということを忘れず、自分自身の人生も疎かにせずに生きていくことが、子供のためにも保護者のためにもなるのかなと思っています。



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