今期も熱狂した!リーグワン2022-23総括
2022年12月~2023年5月の半年間で開催されたNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23は、2023年5月20日クボタスピアーズ船橋・東京ベイ初優勝で幕を閉じました。
翌月曜日、5月22日には「NTTNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23 アワード」が開かれ、MVPにはS東京ベイ・立川キャプテンが選出される等、チーム、個人が表彰されました。
この表彰式をもって、今シーズンのリーグワンは全日程を終了しました。
そこで、私も今シーズンをnoteで振り返ってみます。
現地観戦、43試合
昨シーズンは、ジャパンラグビーリーグワンファン合同noteのコベルコ神戸スティーラーズ担当をしたことがきっかけで、トップリーグ時代以上に試合を見に行くようになりました。すると、気になる選手や気になるチームが増えてくる。さらに今シーズンは、横浜キヤノンイーグルスのSHデクラーク選手など注目選手が来日し、さらに気になる選手が増える増える。
と、「あれも見たい、これも見たい」と積み上げたら全43試合、延べ86チーム分のプレーを見ることとなりました。
観戦数1位はコベルコ神戸スティーラーズ。ホーム6/ビジター6 の全12試合を観戦した。関東から関西への遠征6回は、自分の観戦史上最高記録です。
2位(東京サントリーサンゴリアス:10試合),3位(横浜キヤノンイーグルス、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ:9試合)は観戦に行きやすい在京3チーム。昨シーズンからの変化は横浜キヤノンイーグルスの観戦数が増えていること。カンファレンスの組み合わせで見る機会が多かったこともあるが、「デクラーク選手のプレーが見たい」も大きな理由の1つでした。
個人的に印象的だった試合TOP3
①第3節 東京サントリーサンゴリアス(東京SG) vs. 横浜キヤノンイーグルス(横浜E)
前半立ち上がり直後の敵陣深くのタッチラインよりでペナルティキックを得た横浜Eは、タッチキックで外に出すだろうと両チームともポジションに戻る中で、審判の示す位置まで戻ったSHデクラーク選手がクイックスタート。自分がチームのラインの先頭に立つと、CTBクリエル選手にパス。体制の整わないサントリーの選手のラインを突破しトライを決めた。
予想しなかった、見たことがなかったサインプレーに度肝を抜かれた。
「今年の横浜Eから目を離せない」と思った瞬間だった。
②第8節 コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)vs. 静岡ブルーレブズ(静岡BR)
現地観戦していないが個人的TOP3に入る試合。
選手の注目はこの日100Capsを迎える静岡BR大戸選手、そして南アフリカNo.8対決(神戸Sクッツェー選手/静岡BRスミス選手)。ここまで伸び悩む神戸Sはこの試合も苦戦が予想された。
前半先制点を取られた神戸Sは後半58分時点で静岡BRに14点差を開けられる。そこから神戸Sの逆襲が始まる。後半58分、74分にトライとキックで同点に追いつく。そこであきらめなかった。後半80分の試合終了間際も攻め続けた神戸Sは相手陣内でPGをもぎ取る。SO李選手がじっくり時間を使いながらしっかりと決めて 32-29で逆転した。
観戦に行かなかったことを本当に後悔している。でも、現地観戦だったらドキドキハラハラしすぎて、集中できなかったかも。神戸Sファン以外はTOP3に入れないだろう試合だが、私にとってはTOP3だ。
③第15節 リコーブラックラムズ東京(BR東京) vs. トヨタヴェルブリッツ(トヨタV)
試合30分くらい前から暗雲が立ち込める秩父宮ラグビー場。あめがヒョウになり雷が鳴り始めたため開始延期、わずか30分で晴天に戻り試合が開始された。その後も夕立と晴天を繰り返し計3回のストップがあった試合だった。
試合も劇的だった。前半はトヨタVが5点をリードし終了するが、後半はBR東京が猛攻を仕掛ける。後半70分にはラインアウトモールでトヨタの強いFW陣を押し込み、BR東京が同点に追いつく。さらに後半76分に同じくラインアウトモールでBR東京が34-29と逆転に成功する。
トヨタVファンとしては「今日はダメか…」と思いかかった後半79分30秒、ラインアウト後の右サイドのモールから中央付近に展開。最後はSHフェイントで相手のディフェンスラインをこじ開けて同点トライを決める。さらにFBファルコン選手がキックを決めて、34-36でトヨタVが逆転勝利を収めた。
最後の10分間、どちらも応援したい気持ちでうまく呼吸ができないほど緊張した。
私が選ぶなら…ベスト15
5月22日に開催された「NTTジャパンラグビーリーグワン2022-23 アワード」ではMVP、ベスト15等個人表彰・チーム表彰が発表されました。
試合でのパフォーマンスから納得、圧巻の選出。
ではあるが、神戸Sファンとしては少し寂しい。
そこで私の超個人的な「思わず叫んだ!」「驚いた!」「感動した!」「グっときた!」ベスト15を作ってみました。
他にも選びたい選手は多い、嬉しい悩みがありました。
全チーム、ありがとう&お疲れさまでした
長かった2022-23シーズンも終わりました。
各チームの選手・スタッフ、リーグワン関係者の皆様、お疲れさまでした。
今年も皆様のおかげで、リーグワンの試合も試合会場でのおもてなしも目いっぱい楽しむことができました。現地観戦43試合、JSportsオンデマンド観戦を含めたらおそらく100試合以上を観戦しました。どの試合も手に汗握り、声を出して応援しました。
本当にありがとうございました。
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