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ラグビーワールドカップ2019注目選手 フランカー(FL)編

フランカー(FL)とは

フランカー(略称FL:、背番号:右フランカー 6番/左フランカー 7番)
相手をタックルで止め、さらにジャッカル(タックルで倒した相手からボールを奪う)をする選手。またスクラムの一番外側で前にしっかり押す。チームで一番の運動量と言われるポジションです。

注目選手① 姫野和樹選手(日本)

これまでの日本人選手にはない強靭な肉体を持ち「日本ラグビー界の至宝」と呼ばれる姫野選手。高校時代から鍛えた体は、片手で女子高生をブランコできるほど。一度ボールを持てば、タックルに来た相手を引き摺って前進、ダウンしかかっても、またボールをもって前進するという強さは、FLのポジションにいて頼もしい存在です。人懐っこい笑顔で女性に人気がありますが、戦う時には別人の強い表情を見せてくれます。

注目選手② シヤ・コリシ選手(南アフリカ)

南アフリカ初の黒人キャプテン。長くアパルトヘイト(人種差別)政策が続いた南アフリカにとっては新時代の象徴。2012年にスーパーラグラグビーデビューを果たすと、2013年に南アフリカ代表に初招集。前回ワールドカップも知るチームには心強い存在。体格がいい、というわけではありませんが、パススキルが高く、また運動量が豊富。密集になった時のジャッカル(ボールの奪取)も強い。見ていてワクワクする選手です。

注目選手③ マイケル・フーパ―選手(オーストラリア)

オーストラリア代表・ワラビーズのキャプテン。身長182cm/体重101kgと世界レベルではやや小柄ですが、運動量の多さからくる激しいタックルやゲインは世界でもトップクラス。ジャッカル(倒れた相手からボールを奪う)のスキルの高さにも定評がある。密集にいて怖い存在です。

その他の注目FL選手

日本代表キャプテンリーチ・マイケル選手、7月の日本代表デビュー戦で初出場でゲームキャプテンを任されたピーター・ラプスカフニ選手など、日本代表だけでも注目選手ぞろいの第3列。
またマイケル・フーパ―選手と同じオーストラリアではデービット・ポーコック選手もボールに絡むスキルが高く、オールブラックスの第3列を常に任される存在です。南アフリカのドゥエイン・フェルミューレン選手は193cm/108kgの体格を生かした激しいプレーが見所です。



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