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【RWC2023】【観戦記】準々決勝の地・マルセイユ

ラグビーワールドカップ2023™フランス大会、準々決勝の開催地・マルセイユに入りました。準々決勝は2会場で2試合ずつ行われます。

マルセイユにはプールDを通過する日本代表が来るはずだった(が、来なかった)。日本のジャージを着て、気持ちは日本代表と一緒にマルセイユ入り。ちょっとした観光と、パブリックビューグ体験をし、各国サポーターが集まる(危険さえなければ)楽しく陽気な港町・マルセイユを楽しみました。

とにかく危険(らしい)マルセイユ

「マルセイユに行って試合を見るんだ」

と言ったら、職場の国際業務担当から猛反対。日本人は必ずスリに合う、そうでなければ泥棒だ。南フランスで銃撃があるとすればマルセイユだ… 等々、とにかく「いかにマルセイユが危険か」を担当者ほぼ全員から語られました。100歩譲って試合がマルセイユなら「マルセイユは試合を見て帰るだけ。周辺の街に宿泊しなさい」とアドバイス。

どんだけ危ない街なんだ…

さらに、前泊地(エクサンプロヴァンス)からマルセイユに向かうタクシーで、地元のタクシー運転手からも「カバンがしっかり持て。腕時計とネックレスは気をつけろ。Be Carefulだ」と何度も念押しされました。

どんだけ危ない街なんだ…

非常に警戒しながらマルセイユに入りました。

港町・マルセイユ

マルセイユは貿易港と漁港、レジャーとしての3つの「港町」の顔があります。一般的に観光ではいくのは旧港という漁港・レジャー向けの港。ヨットマリーナを囲むように通りにはカフェが並びます。時間帯によっては朝市もあって地元の方も観光客も多い人気のスポットです。

名物料理は魚介たっぷりのスープ「ブイヤベース」です。日本人が一人で食べるには多すぎるがシェアするのはマナー違反らしい。
困っていると湾岸のカフェでビュッフェスタイルのレストランを発見、観光客向けのようでブイヤベース以外にも南フランス料理が並んでいます。名店でなくてもちょっとマルセイユ気分を味わいたい方にお薦めです。

穴場だった!オフィシャルストア

一番にぎわう旧港から10分くらい外れた海沿いのマルセイユ大聖堂やヨーロッパ・地中海文明博物館(MuCEM)近くにひっそり設置されたオフィシャルストア。マルセイユ大聖堂側からくると、高く上がっている歩道の下なのでわかりずらい(この写真の斜め右下くらいにある)場所でした。

試合当日の正午ごろに到着すると行列が50人程度。
ショップは大きそうだし、並んでいたら入れるだろうと並びます。準々決勝らしく試合があるチーム以外のサポーターもいます。

競合フィジーを破って世界ランキングを過去最高の13位まで上がってきたポルトガルのサポーターの背中には「WE MADE HISTORY(我々が歴史を作った)」。

入り口と出口の間の壁面、一番見やすい箇所に前回大会の日本vsサモア戦が。日本サポーターとしてはとてもうれしい(日本がマルセイユに来る予定だった配慮?)

15分くらいで店内へ。外からは感じませんでいさが、中に入ると2階建て。全体の大きさはそれほど大きくありませんが、販売する商品の種類はパリと大差ないのではと感じるほどの詰まり具合です。

しかも、パリより好いていて見やすいし、パリでは売り切れていた日本グッズも豊富でした(日本が来るつもりで準備してた?)。

Village Rugby(パブリックビューイング会場)

ストアを出てさらに旧港沿いを歩くこと15分あまり。旧港の一番奥待ったところにVillage Rugbyがありました。

パリと同じように入口で持ち物と身体のセキュリティチェックを受け会場へ。会場の大きさはパリの1/4程度です。大型のイベント会場もなくビジョンも小さめです。会場が狭い分だけ人の密度は高めの印象です。狭いながらもラグビーのキックやスクラム体験ができるコーナーも充実しています。

もちろんビールは協賛パートナーのアサヒビール。マルセイユの熱いくらいの気候にあっさりめのヨーロッパ仕様のSuperDryが心地よい。さらに、ここではリユースカップがマルセイユの会場デザインが入っていてうれしい。

マルセイユではウェブエリスカップ(優勝カップ)にも出会いました。

フェイスペイントのブースも。
初日はアルゼンチンxウェールズ、2日目はイングランドをペイントして日本ジャージながらも応援テンションが上がりました。

各国のサポーターも日本のサポーターも(Thanks!Kenta さん)盛り上がり、テンション上げて会場に向かいました。

いざ、会場へ!


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