見出し画像

【観戦記】【神戸S】悔しい敗北。9位を維持したけれど... ~ 第15節 vs.花園L

残り2節、コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)はチーム史上最下位の9位から上昇をかけたNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23 DIVISION1 第15節で、現在12位の花園近鉄ライナーズ(花園L)と対戦し、33-34で敗れた。

ジャパンラグビーリーグワン2022-23
DIVISION1 カンファレンスB 第15節
コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)
vs.
花園近鉄ライナーズ(花園L)

日時:2023年4月14日(金) 19:00KO
会場:東大阪市花園ラグビー場(大阪府)

試合の見どころ

ここ数試合、チーム史上最下位の9位から抜け出せない神戸S。接戦の6-10位争いで入替戦となる10位になる可能性から抜け出せずにいる。ここで1勝して浮上しておきたい。
一方の花園Lはここまで0勝14敗。DIVISION1に上がってきたものの成果を残せずにいる。ラスト2試合で勝ち切るために全力で来るだろう。

今シーズンは第2節に対戦し、58-36で快勝している。爆発した攻撃力は一試合の中で9トライを挙げた。

この時点からはじわじわと順位を落として勝てなっている神戸S。ここで勝利して最終節に繋げたい。

48時間前の選手発表。神戸Sはトップリームから数えて100Capsの山本選手と日本代表の具選手の組み合わせが注目された。

それが当日朝までに変更となった。

1:山本選手→中島選手
3:具選手→前田選手
17:中島選手→高尾選手
18:前田選手→山本選手

想像でしかないが、具選手が何らかの理由で出られなくなったため、前田選手を投入。右・左両PRがプレー可能な山本選手をどちらでも交代できる要員としてキープしたのではないか。

一方の花園Lはベストメンバーで挑む。日本代表に入ったワクァ選手が今季初先発、ベテラン村田選手とのLOコンビが神戸Sをどう止めるか?注目だ。

https://twitter.com/liners_players/status/1646091185977704449?s=20

試合展開


(出典)リーグワン公式サイト

後記(第15節を終えて)

前半は3トライ、23点差でリードしたにもかかわらず、後半に大量得点を許した。そして試合終了間際にトライが決まり、コンバージョンキックを成功させた花園Lが逆転勝利となった。

勝ち点1を挙げたことで、10位の三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原DB)との勝点差を5とした。
次節で神戸Sがボーナスポイントなしで敗北、かつ相模原DBがボーナスポイントをもらって勝利してすると、勝点は同点。その場合、直接対決で勝利している神戸Sが上位となる。つまり、神戸Sは9位以上になることは決定、入替戦回避が確定した。

(出典)リーグワン公式サイト

入替戦がないから最終節はいいのか、といえばそんなことはない。
最後まで意地を見せて挑戦し、最終節で勝利をおさめ、有終の美を飾ろう。

この試合はTV越しに見ても後半に会場の空気が変わったことが分かった。花園Lの選手・ファンともに「これは行ける」の希望が生まれ、やがて確信に変わっていた。一方で神戸Sファンからは悲痛のような叫びが聞こえた。

後半は見ているのが辛い試合だった。
こんな試合は今日が最後でいい。

神戸、最後まで全力で戦ってくれ。
ファンも頑張るよ!

最終節第16節は ホームゲーム vs. 横浜E

最終節は強敵、横浜キヤノンイーグルス(横浜E)だ。

第2節はホームゲームで快勝した花園近鉄ライナーズとのビジターゲームだ。ビジターと言っても、第2のホームとも呼べる東大阪市花園ラグビー場であり地の利は十分。
花園Lはここまで14連敗と低迷している。脱最下位に向けて全力以上の力で向かってくることが予想される。その力も跳ね返す神戸Sno強さを見せてやれ。
GoGo神戸!!

https://twitter.com/kobe_steelers/status/1645286043682504705?s=20

山本選手、1o00Capsおめでとう!

ヤマハ発動機ジュビロ(現:静岡ブルーレヴズ)に入団してから数えての100Caps。おめでとう!!


サポートは「#スポーツ止めるな2020」活動資金、その他ラグビー関係のクラウドファウンディングや寄付に充てます。「いいな」と思ったら、サポートをお願いいたします。