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世界一のリーグへ!リーグワン2023-24総括

2023年12月~2024年5月の半年間で開催されたNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23は、2023年5月26日に東芝ブレイブルーパス東京がリーグワン初優勝(トップリーグから数えれば14年ぶり)で幕を閉じました。

翌月曜日、5月27日には「NTTNTTジャパンラグビーリーグワン2023-24 アワード」が開かれ、DIVISION1ではリッチー・モウンガ選手が個人3冠(MVP、ベスト15、プレーヤー・オブ・ザ・シーズン)等、チーム、個人が表彰されました。

この表彰式をもって、今シーズンのリーグワンは全日程を終了しました。
そこで、私も今シーズンをnoteで振り返ってみます。

現地観戦、34試合

ジャパンラグビーリーグワンファン合同noteのコベルコ神戸スティーラーズ担当も3シーズン目となり、コベルコ神戸スティーラーズの応援も馴染んできた。

でも好きなチームは神戸Sだけではなくて、他のチームも見たいし、好きな選手は遠征しても見たい。

「推しは推せるときに推せ」

と教えてくれたのは、元ラグビー選手。怪我の多いラグビーだから「今日が最後になるかもしれない…」 といつだって緊張するし、特に海外選手は「今シーズンが最後かもしれない…」と思い、焦るように観戦しました。
総観戦試合数は41試合(クロスボーダーマッチ、プレーオフを含む)。うちリーグ戦は34試合です。

チーム別にみると観戦数1位はコベルコ神戸スティーラーズ
ホーム6/ビジター8 の14/16試合を観戦しました。ビジターはコンプリート!
関東から関西への遠征6回は、自分の観戦史上最高タイ記録です。加えてビジターの三重(三重H戦)を入れると関西遠征7回で観戦史上新記録です。

昨シーズンからの変化は、今季は2位にトヨタヴェルブリッツが入りました。ホームゲーム5試合は名古屋・豊田・岐阜への遠征です。
3/20愛知でトヨタV観戦→3/21北海道で神戸S観戦という振り返ると無謀なツアーもありました。

34 / 1,142,294 = 0.003%。
ささやかながら総入場者数最高記録更新に貢献しました。

個人的に印象的だった試合TOP3

①第8節 コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)vs. トヨタヴェルブリッツ(トヨタ)

今シーズン最も美しくもっとも驚嘆したトライがあった試合です。
前半から絶好調で試合を通じて4トライを挙げてPOMtなったサベア選手。
後半38分、トヨタVが攻撃で中央付近まで進むが、神戸Sがタックルからターンオーバーをしたボールを神戸Sサヴェア選手が受け取ると、そのまま中央突破し50mのラン。ゴール直前でトヨタVファルコン選手が迫るのを躱して背面トライをしました。

②第10節 トヨタヴェルブリッツ(トヨタV) vs. 東京サントリーサンゴリアス東京(東京SG)

今シーズンのDIVISION1は接戦、終盤~アディショナルタイムでの逆転試合が多かった。その中でも逆転に次ぐ逆転となった試合だった。
後半78分にトヨタVバレット選手のキックがゴールポストに当たるが、跳ね返ったボールをフォローした山口選手がゴールまで走りこみトライを決め逆転をしまそた。残り1分でトヨタの勝利かと思われたが、東京SGが猛攻を仕掛ける中で、ディフェンス側であるトヨタV清水選手がレッドカードをもらう。14人のトヨタVに対して84分にゴール前のスクラムを選択した東京SGは、薄いディフェンスラインをついて斎藤選手がトライを決め再度逆転して勝利をおさめました。

③第10節 横浜キヤノンイーグルス(横浜E) vs. 久保田スピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)

昨年王者ながら、この試合まで勝利が少なく苦しんでいたS東京ベイが、逆襲をするきっかけとなった試合。立役者は今シーズンSHにも挑戦した岸岡選手でした。
前半は横浜Eペースで試合が進み、更に37分にはマキシ選手がイエローカード(のちにレッドカード)をもらいS東京ベイは14人で戦い相手に点を取られ突き放される。最大18点差を追いかけることになったS東京ベイだが、後半23分にゴール前のラインアウトから出たボールを藤原選手、立川選手とつなぎゴール正面に運ぶと最後は岸岡選手自らがトライを決めた。また、後半33分には50-22(フィフティ・トゥエンティツー)で相手陣内深くまでボールを進める、後半37分にはパンとしたボールを自らキャッチし相手のディフェンスラインを抜く、と後半の逆転までの3トライのすべてに貢献した。

私が選ぶなら…ベスト15

5月22日に開催された「NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24 アワード」でベスト15が発表されました。

試合でのパフォーマンスや人気から納得の選出でした。
ではあるが、神戸Sファンとしては少し寂しい。

今シーズンのベスト15には、歴代最多キャップの神戸Sヤンブーさん(山下裕史選手)に入ってほしい!!

そこで私の超個人的な「思わず叫んだ!」「驚いた!」「感動した!」「グっときた!」ベスト15を作ってみました。

【FW】
プロップは「不在になって存在感の大きさが分かった」稲垣選手と前人未到史上最多 178キャップの山下選手。フッカーは「ラスボス降臨」最後の瞬間まで目が離せなかった堀江選手を選出しました。ロックはリーグワンの空中戦を制したホッキング選手とワーナー選手。フランカーは今シーズン最も美しいトライのサヴェア選手と、超人運動量からトライをもぎ取ったガンダー選手を選びました。No.8はvs.神戸S戦をほぼ一人で制圧したといっても過言ではないフリゼル選手。
【BK】
スクラムハーフはチームの同じポジションのメンバーを怪我で欠く中、最後の砦として全試合出場した藤原選手。スタンドオフは優勝に最も貢献した司令塔であるモウンガ選手を。ウィングはポケットロケットは日本でも健在だったコルビ選手と、ブレイクの多いランから「和製チェスリン・コルビ」の異名を得た松永選手。センターはBKの守備の要として目立たないながらも圧倒的な仕事量でチームを守るデアレンデ選手と眞野選手を選出しました。フルバックにはボールキャリ―、ラインブレイクで上位に入る活躍を見せたルーカス選手とした。

皆さんはどうでしょうか。
他にも選びたい選手は多い、嬉しい悩みがありました。スキル・パワーも含めたラグビーの実力は個人でも拮抗している証拠だと思いました。

全チーム、ありがとう&お疲れさまでした

長かった2023-24シーズンも終わりました。
各チームの選手・スタッフ、リーグワン関係者の皆様、お疲れさまでした。

今年も皆様のおかげで、リーグワンの試合も試合会場でのおもてなしも目いっぱい楽しむことができました。現地観戦43試合、JSportsオンデマンド観戦を含めたらおそらく100試合以上を観戦しました。どの試合も手に汗握り、声を出して応援しました。

本当にありがとうございました。




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