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日本大会は最高の大会 ~ ワールドラグビーによるRWC2019総括

ラグビーワールドカップ2019日本大会は、成功に終わったとワールドラグビー、組織委員会が発表しました。

チケット販売数

大会期間中にも関係者席や視野制限席を開放して座席を増やし、最終的に約185.3万枚を販売可能席とし、約184万枚(販売率は約99.3%:中止の3試合を含む)となりました。販売率99.3%はワールドカップ過去最高となりました。

観客動員数

今大会期間を通じての観客動員数は延べ170万4,443人、1試合の平均観客数は37,877人となりました(ともに中止となったプール戦3試合を除く)。最大観客数は、決勝戦の70,103人で、スタジアムの97%に観客が入りました(関係者を除くので、関係者を入れるとほぼ100%)。横浜国際陸上競技場(日産スタジアム)の歴代最多動員数を記録しました。

日本戦では、会場を桜のジャージが埋め尽くしました。

ファンゾーン来場数

各開催都市が全国16か所に開設したファンゾーンは、大会期間中の全会場合計(速報値)で約113万7千人の方が来場しました。これも過去大会で最多来場数となりました。

国内テレビ視聴率

日本代表戦の視聴人数も試合を重ねるごとに増加して、日本代表戦5試合いずれかの視聴人数は8,731万人となりました。
また、決勝においても、4,189万人が視聴し、日本全体で盛り上がった大会となったことが伺えます。

最高視聴率は、プール戦を日本が突破できるか、がかかった日本vs.スコットランド戦で、平均39.2%、瞬間最大53.7%(関東地区)となりました。瞬間最大視聴率を達成したのは、試合終了時で、日本が必至のボールキープから、最後に山中選手がタッチライン外に蹴り出して日本代表史上初の準々決勝進出が決まった瞬間でした。

ワールドラグビー ビル・ボーモント会長の総括コメント

(公式サイトから引用)

ラグビーワールドカップ2019は、最高の大会の1つであり、私たちが愛するラグビーに新たな観客をもたらしたという点で非常に画期的でした。

 全世界のラグビーファンを代表して、このような素晴らしく、謙虚で、歴史的なホスト国であった日本と日本人に、心の底から感謝したいと思います。

 南アフリカ代表は傑出したラグビーを続け、ウェブ・エリス・カップを掲げるに相応しいチームでした。そして、日本代表の驚くべきパフォーマンスも、間違いなく大会の最も記憶に残る瞬間でした。

 台風ハギビスという非常に困難な災害に対する日本の対応は、この素晴らしい国の人々の回復力と復興への決意の表れであると感じます。我々は、この悲劇的な出来事の影響を受けた全ての人々について思い続けています。

 最後に、ラグビーワールドカップ2019が記憶に残る大会であるために全力を尽くした全20チームと関係者の皆様に感謝したいと思います。日本大会は様々な意味で記録を破り、ラグビーの印象を劇的に変えたのです。

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