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【RWC2023】注目選手 ウイング(WTB)編

チームメンバーがつないだボールをトライに結実させるのがWTB。爆発的な初速から駆け抜ける走りが一番の魅力です。


ウイング(WTB)とは

略称:WTB、背番号:左ウイング 11番/右ウイング 14番
ラグビーの花形ポジションの1つ。ラグビー選手の「生まれ変わったらなりたいポジション」No.1。つながってきたボールをもらったら一気にトライをする。そのため求められるのは爆発的な速さ。ボール受け取る前~トライまでの数十mの短い距離での速さが光ります。10m走なら陸上短距離選手並み、という選手も多数。

注目選手① セミシ・マシレワ選手(日本)

フィジー出身の日本代表。魅力はSnaky Step(スネーキー(蛇のような)ステップ)と呼ばれる柔軟なステップ。スピードも速く、ボールを持てば相手をステップで躱しながらトライを目指す。トライ後に見せるスネークポーズも必見。キックスキルもあり、相手陣内までボールを戻す長いキックにも注目です。

注目選手② チェスリン・コルビ選手(南アフリカ)

身長171cm、ヘッドキャップがトレードマークのコルビ選手は、一見すると高校生プレーヤーのようです。ひとたびボールを持てば、世界屈指のスピードでトライまで持ち込む姿から「ポケット・ロケット」と呼ばれます。
15人制以上にスピードが勝敗を分ける7人制ラグビーのオリンピック代表銅メダリストでもあります。
今大会終了後はリーグワン・東京サントリーサンゴリアスでプレーします。

注目選手③ アンジェ・カプオッツォ選手(イタリア)

フランス生まれフランス育ちながら、祖父母の母国であるイタリアで代表をつかみました。。2022年に代表入りするとデビュー戦となったスコットランド戦で途中出場ながら2トライを挙げる活躍。翌週のウェールズ戦でもイタリアが7大会ぶりのシックスネーションズで勝利することに貢献しました。
2022年のワールドラグビー男子15人制最優秀新人賞を受賞。

その他の注目選手

日本代表ではジョネ・ナイカブラ選手、松島幸太郎選手がWTB。いずれも7人制ラグビー日本代表にもなるスピードスター。
各国代表では、スコットランドのドゥーハン・ファン・デル・メルヴァ選手も注目。193cmと大型WTBがトップスピードで突進する姿は圧巻。ニュージーランド代表のトライゲッターのウィル・ジョーダン選手のトライシーンも楽しみです。


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