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【RWC2023】泣いても笑ってもあと2試合。決勝/3位決定戦

ラグビーワールドカップ2023™フランス大会🇫🇷。
9月8日に開幕し、この週末に51日間の長い楽しいジャーニーが終わりを迎える。今の世界一を決める戦いが、行われる。

3位決定戦 アルゼンチン🇦🇷🆚🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランド

🏉10/27 21:00KO(日本時間10/18 4:00)
📺NHK系/JSports

3位決定戦はプールD同士の対決、再び。
その時はイングランドがキックで得点を重ねノートライながら勝利したが、唯一のトライはアルゼンチンが取った。準決勝までの戦いで成長した両チームがどう戦うか楽しみだ。

3位決定戦には「気楽に楽しむことができる」良さがある。優勝がかかった決勝戦はひりひりするほどの緊張感だが、3位決定戦にはそれがない。それ故に、これまで登場機会が少なかった次世代を担う若手のチャレンジ、これまでチームを支えてきたレジェンドのラストゲームを見ることができるのが個人的には嬉しい。

両チームのメンバーにもそれが現れる。
イングランドは代表引退を発表したSHベン・ヤングス選手(34歳)のラストゲームだ。一方でWTBはヘンリー・アランデル選手(21歳)とフレディー・スチュワード選手(23歳),FBマーカス・スミス選手(24歳)の若いバックスリーだ。次大会さらにその次も主力になりそうな選手だ。
アルゼンチンもベテランPRフランシスコ・ゴメス・コデラ選手(38歳)とトーマス・ガジョ選手(24歳)の年の差14歳コンビだ。

ニュージーランド🇳🇿🆚🇿🇦南アフリカ

南半球対決。
ニュージーランドが負けたフランスに勝った南アフリカ、南アフリカが負けたアイルランドに勝ったニュージーランド。世界ランキングトップ2になった2チームが激突する。

🏉10/28 21:00KO(日本時間10/29 4:00)
📺日本テレビ系/JSports /Hulu/TVer

今大会最多トライ8トライを決めるWTBウィル・ジョーダン選手をはじめトライ数が全体の1位、ここまで325得点を挙げる攻撃で勝ち上がってきたチーム。一方で南アフリカはここまでの得点は196点。トーナメントは2試合とも1点差、守り切って大事な時の得点を挙げて勝ち上がってきた。
矛(攻撃)のニュージーランド / 盾(守備)の南アフリカ、試合展開が楽しみだ。

メンバーはいずれもベストメンバー。
ニュージーランドは「いつものメンバー」だ。準決勝からメンバー変更なし、先発とリザーブのLOが交代したのみ。ここまで勝ち上がってき他安定したメンバーがそろうと安心する。
一方の南アフリカは満を持してSOハンドレ・ポラード選手先発、ペアを組むSHはファフ・デクラーク選手とした。リザーブはFWが7人でBKはウィリー・ルルー選手のみ。SOもできる器用な選手だが、実質はデクラーク選手/ポラード選手の司令塔ペアで80分を戦うつもりだろう。
「決勝でこのメンバーで組む」ことを最初から念頭に置いたチームの進め方だったのか… とコーチ陣の戦略を今知った印象だ。


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