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【超個人的】WOWOWのお陰で2022夏のインターナショナルシリーズを一気に駆け抜けた
ついに我が家に革命が起きた。
「WOWOW加入!」
2022年夏のインターナショナルシリーズはTier1チーム同士の対戦を中心に試合をダイジェストも試合中継も楽しんだ。もちろん日本のラグビーもいいけれど、世界のスーパースターたちのラグビーは最高だ。
我が家に世界ラグビーがやってきた
ラグビー観戦歴は長いものの、現地観戦しない試合まで追いかけると自分の時間が無くなるから(涙)と、ラグビーワールドカップ2019™日本大会前はスポーツチャンネルには一切加入してなかった。
2019年夏、日本大会の試合をできるだけ多く試合を見るために、JSportsオンデマンドに加入。その結果、日本国内のラグビーの試合がいつでも見ることができる環境ができてしまった。リーグワン全試合をはじめ大学、高校ラグビーまでいつでも何かの試合が見られるJSportsオンデマンドにはまった。
なんでもっと早く加入しなかったんだ!!!
JSportsさんゴメンナサイ。オンデマンド最高です!
日本国内の試合が見られるようになったら次は世界のラグビーが見たくなる。だが、これ以上いつでも試合が見られる環境は体に悪い… と、世界のテストマッチの放映権を持つWOWOWへの加入は踏みとどまった。どうしても見たいときはラグビーの試合を放映するスポーツバーに足を運んだ。
しかし、ラグビーワールドカップ2023™フランス大会を前に、どうしても各国の試合が見たい…. ダイジェストでもいいから見たい。
そうして2022年7月、ついに私にとって禁断の領域だったWOWOWを契約した。南半球4か国チャンピオンシップもライブで観戦できる中で、その合間を縫ってインターナショナルシリーズを観戦した。
2022年夏の対戦カード - TIer1を中心に
ワールドラグビーには「Tier(ティア)」という考え方がある。ラグビーの伝統や実力を鑑みて3層に分けられたものだ。
通常、世界のラグビーの常識は「テストマッチは同じTierで行う」だった。それに風穴を開けたのが「ブライトンの奇跡」「シズオカショック」で世界を驚かせた日本だ。Tier1のうちイタリアを除いた9か国と日本が現在のワールドランキング10位以内、2022年初夏のテストマッチでは、その10チームが対戦した。
日本 vs. フランス
アイルランド vs. ニュージーランド
イングランドvs.オーストラリア
ウェールズvs.南アフリカ
スコットランドvs.アルゼンチン
欧州の5チームが南半球と日本に遠征して開催された。日本以外はいずれも季節が冬である。
日本vs.フランス
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フランスが公式にテストマッチを行った初めてのツアーとなった。
現地観戦し、Jスポーツでも堪能した2試合。いずれも日本に勝つチャンスがあった試合だった。しかし来年に控えたラグビーワールドカップ2023™フランス大会のホスト国として「どんな状態でも勝ち切る」姿勢を見せたフランスが上回った。一方の日本は敗戦したものの、前回ワールドカップ以降に代表入りした若い選手をハードな試合に起用することで次に向けての経験値は十分に積み上げたし、日本の現在地を知る機会となった。
なお、第1戦が終わった段階でフランスはワールドラグビーランキングで初めての1位となった。
アイルランドvs.ニュージーランド
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アイルランドがアウェイでニュージーランドに歴史的初勝利を飾ると、そのままに第3戦も勝利しニュージーランドに勝ち越した。ニュージーランドがホームでのテストマッチを負け越すのは28年ぶりらしニュースサイトでは「歴史的負け越し」と話題となった。試合を見ていると、ニュージーランドはここぞというときにハンドリングエラーが出ていたように見える。それはアイルランドのプレッシャーが強さの表れかと感じる。とはいえ世界トップレベルのプレッシャーにどう耐えるか、オールブラックスに問われている。
イングランド vs. オーストラリア
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元日本代表エディー・ジョーンズHCが率いるイングランドが、オーストラリアに遠征した。オーストラリア代表にはSOクエイド・クーパー選手(花園L)、CTBサム・ケレビ選手(東京SG)など日本で活躍する選手も多いので観戦も楽しい。
当初はイングランドの圧倒的な勝利と思われたが、初戦はオーストラリアが勝利した。しかし2戦目3戦目はイングランドがしっかりと抑えた。第1戦目をベースに立て直したイングランドの修正能力の高さはさすがだ。特にキックの成功率が低かったFBファレル選手のキックが2,3戦目では安定してきたことでチームが安定したように見えた。
ウェールズ vs. 南アフリカ
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ラグビーワールド2019™日本大会の王者南アフリカがホームにウェールズを迎えた。2019年以来世界ランキング1位をほぼキープしてきた南アフリカだが、第2戦はウェールズがアウェイで南アフリカに頼して歴史的初勝利を譲るなどまだまだ成長できる課題を残した。その結果、世界ランキング1位の座を明け渡すことになった。
オーストラリア同様、南アフリカ代表も日本で活躍する選手が多い。先日入団会見があったSHデクラーク選手(横浜E)、世界一のHOマークス選手(S東京ベイ)など、知っている選手が多いので、南アフリカをつい応援してしまう。
スコットランド vs.アルゼンチン
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ラグビーワールドカップ2019™であまり試合を見ていないせいか、私にとってなんとなく馴染みの薄い2チーム。そのせいか選手を追わず素直にラグビーを楽しめた試合だった。アルゼンチンもスコットランドもパワーで押すよりはスピードで勝負する印象のチームなので、わくわくする。結果は世界ランキング的には僅差で下位のアルゼンチンが勝ち越した。
ラグビーワールドカップ2023™フランス大会では日本と同じプールに入るアルゼンチン。アルゼンチンのセットプレーからの素早い展開は日本にとって脅威となるだろう。
「南高北低」から「南北拮抗」へ
世界ラグビーでは近年は長く「南高北低」状況が続いてきた。ラグビーワールドカップでは第5回を除いていずれも南半球のチームが勝利している。
そのなかにあって2022年初夏のテストマッチでは、北半球のチームが勝ち越した。テストマッチが終わり、南半球4か国のテストマッチである「The ChanpionShip」前の2022.8.1現在のランキングでは、北半球のチームがより上位に上がる傾向となった。
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現在の順位を抑えつつ、ラグビーワールドカップ2023™フランス大会のプール戦を眺める。
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各プールの2位までがノックアウトトーナメントに進むことができるが、プールBが熾烈そうだ。3位のスコットランドがワールドランキング7位。スコットランドはプールCまたはプールDであれば2位なのに…。
そして現在10位の日本が入るプールDは、5位のイングランドと9位のアルゼンチンがいる。このテストマッチでは素晴らしいゲームで勝ち越した2チームに対して日本が挑むのか。これからの強化に期待が高まる。
2022年秋のテストマッチも徐々に発表されている。夏のテストマッチとは反対に、南半球のチームがヨーロッパに遠征する。
日本はヨーロッパ遠征の前に、日本国内でニュージーランド、オーストラリアと対戦することも決まっている。
この秋もテストマッチが見逃せない!
WOWOWさん、引き続きよろしくお願いします。
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