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【RWC2023】注目選手 ナンバーエイト(No.8)編

スクラムの最後方で一人で支えるとともに、いち早く次の攻撃の起点となる。一番最初に相手にアタックすることも多いチーム一の暴れん坊。


ナンバーエイト(No.8)とは

略称:No.8、背番号:8番
ポジションメイト背番号が同じポジション。
スクラムを最後尾から押すとともに、スクラムの最後尾から出るボールをいち早くキャッチしてボールをキャリーする(運ぶ)選手。フォワードからバックスへのつなぎ役として縦横無尽に動く選手が多いです。
そのプレースタイルのせいか自由人が多い印象。

注目選手① リーチ・マイケル選手(日本)

前回大会の日本代表キャプテン。
キャプテンは若手に譲って自らのプレーに集中して今回大会を迎えます。力強いタックル、ラインアウトの空中戦で相手のボールを奪うプレーは世界最高峰。ボールを持つと、日本のファンから「リーーチ」とコールが沸きます。FLでも出場機会が多いが、FW最後尾からチームを前進させるNo.8 も見応えがあります。

注目選手② アーディー・サヴェア選手(ニュージーランド)

力強いボールキャリーが魅力で相手にタックルされてもなお、数歩前に前進します。また、ジャッカルの名手でもあり、倒れた相手に容赦なく襲い掛かり、ボールを止めるだけでなく奪いとるスキルもあります。
日本のコベルコ神戸スティーラーズへの入団が決定しており、大会後に来日。

注目選手③ パブロ・マテーラ選手(アルゼンチン)

パワーで突進するアルゼンチンラグビーの中心人物。FL/No.8の両方でプレー可能だが、相手に切り込む前傾姿勢での欄による突破はNo.8のほうが活きるのでは。また前回大会ではキャプテンを務めており、今でもチームのけん引役。
昨シーズンから日本のリーグワン・三重ホンダヒートでプレーをしており、チームをDIVISION2からDIVISION1に昇格させた立役者。

その他の注目選手

日本代表では、第3列が全員No.8ができるほか、LO出場するジャック・コーネルセン選手サウマキ・アナマキ選手もNo.8で活躍できます。
世界的には、「史上最高のNo.8」と称されたドウェイン・フェルミューレン選手(南アフリカ)が今大会をもって引退を表明。同じく南アフリカ代表クワッガ・スミス選手は日本の静岡ブルーレヴズでもプレーをする選手。フランス代表グレゴリー・アルドリット選手の突破は、思わず歓声が出るほど強力です。


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