見出し画像

ラグビーの魅力 ~ ラガールデー2019/8月

高田馬場のノーサイドクラブで月に一度開催される「ラガールデー」。毎回ホストのラグビージャーナリスト村上晃一さんのトークが最高です。
さらに8月はゲストに、トップリーグカップ2019準優勝のクボタスピアーズFL、かつ、トップリーグリーダーズ会議代表の稲橋良太選手が登場しました。


お二人が各テーブルを回って気さくに話をしてくださるのは、ファンにとっては至福なのですが、さらにミニトークライブが面白い!

クボタスピアーズのメンバーで参加している田んぼラグビー(田んぼ、というあたりがクボタっぽい!)話や、稲橋選手のクボタ社員としての日ごろの仕事の話(TBS日曜劇場『ノーサイドゲーム』のトキワ自動車の社員選手の姿はあながちフィクションでもない!)


一番印象的だったのは、稲橋選手と村上さんが語る、ラグビーの魅力。

(1)
チームのために何をするかを考えるスポーツであること。「自己犠牲」的な精神。
15人制ラグビーは15人x15人の戦い。一度にフィールドにいるプレーヤーの人数が一番の多いスポーツ。広いフィールドを多くの選手で確保するため、各自が役割をもって相手を思って戦う。そのため「俺が俺が」ではなく、チームのために自分が何ができるのか?を考えている選手が多い。

(2)
誰でも役割があるスポールであること。
スクラムには体格のいい人が必要、ラインアウトは背の高い人がいい。ボールを持ってすばしっこく走れる人もいるといい。
他のスポーツには、そのスポーツに向いている体格がある。ラグビーは全ての人に向いているポジションがある。

(3)
(1)(2)があることから、多様性を認めるスポーツであること。そのため人間教育に用いられることが多い。
例えば慶應義塾、青山学院は小中学校でラグビーをする。世界のエリート校がラグビーで交流する。そこには単にスポーツの勝ち負けではない相手への尊重がある。それが「ラグビーは紳士のスポーツ」というブランドを作る。


ラグビーの試合を見に行って、ラグビーの迫力やスピードを感じるのはもちろん感動するし、面白いし、興奮します。
その裏にある、スポーツとしてのラグビーの魅力を改めて知りました。

サポートはラグビー関係のクラウドファウンディングや寄付に充てます(例:ブラインドラグビーのイングランド遠征)。「いいな」と思ったら、サポートをお願いいたします。