人間を構成するもの

人間の『体』はその人が摂取する『食物』から出来ている。
人間の『心』はその人が摂取する『情報』から出来ている。

最近YOU TUBEか何かで耳にしたコトバなのだが、妙に心に残ったので考えてみた。

人間は様々なものを摂取して生きている。
そして摂取するものに対しての『取捨選択の自由』を持っている。
例えば野菜1つをとってみても、農薬を使って作られた野菜とそうでない野菜があり、どちらを摂取するかは僕らの自由。
情報に関しても世の中に蔓延している莫大な量の情報の中で、どれを信じるのかは僕らの自由。

一見すると、僕たちは『自由』の中で生きているように思えるのだが、周りからの様々な『影響』を受けながら取捨選択して生きている。
世間で起きたニュースなんかはマスメディアを通じて摂取している訳だが、出来事の『事実のみ』を伝えている情報媒体はあまり存在せず、情報の中には新聞記事にせよ、テレビ(ワイドショー)にせよ、ネットニュースにせよ、少なからずその記事を書いた人や出演者の『意図』も組み込まれており、そんな意図を含んだ情報を僕たちは無意識のうちに摂取している。

無意識のうちに摂取しているとのことでサブリミナルメッセージや、洗脳、宗教的な感じに聴こえてしまうが、今回の焦点は

「僕たちは知らずして誰かの『影響』を受けながら生きている」

という事。
これがインターネットの普及により情報量が膨れ上がった世界で『インフルエンサー』と呼ばれる人達がもてはやされたカラクリです。

でもそんなインフルエンサーの影響も最近は如実に落ちている。
そーいえば幻冬舎の箕輪さんが「今の時代、職業の掛け合わせが必要になってきたのでインフルエンサー1本での勝負はキツくなってきた」と言ってたなぁ。

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