人生を少しだけ楽にする方法

4月から新年度が始まって新人さんを教育している人も多々いるかと思います。
教育している際に新人さんがミスすることもあるかと思いますが、皆さんはこのような場合どうしますか。
手段の一つとして『怒る』という選択肢がありますが、僕は怒るのが苦手です。
怒りを表すことにより相手に対して圧(プレッシャー)を与える事ができ、効率良く教育できるかもしれません。
場合によっては、この方法がベストということもあります。
でも僕は怒るのが苦手。
理由としては、怒った結果、相手も不快な思いをしますが何より自分が不快になる。
怒った後で「あんな事言わなければよかった」等、後悔してしまうから。

「怒ることが出来ない」と言っている僕ですが、これは会社などでの話であり家庭では違います。
僕は自分の子供に対しては怒ってしまう。
そして後から落ち込んだり、自己嫌悪に陥ることが度々あります。
こんな思いを家庭外でもしたくないから怒れないのです。

でも物事は表裏一体で成り立っている。
たとえ落ち込もうが、家庭外でも怒らなければならないケースは必ずあります。
その逆も然りで、家庭内で怒りを我慢しなければならないケースもある。
家庭外で僕は怒れない、なんとか自分を変えなければ。
以前はそんな風に思っていました。
でも今は違います。
怒れない自分を受け入れました。
そしたら人生が少しだけ楽になった。
何々しなければいけない、という思想は物事に対する執着です。
執着ってのは不幸を生む。

他人に寛容になる心も大切ですが、自分に対しても寛容になれば良い。
そうすれば人生が少しだけ楽になる。

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