現代の商品力

商売をする上で、今の時代は『クオリティ』と『コミュニティ』は欠かせない。
クオリティで勝負する強さがあるならば、コミュニティは気にしなくてもよい。
でもまぎれもない事実がある。

クオリティの世界って、既に真っ赤なレッドオーシャン。

インターネットで世界と繋がった現代では、世界企業との戦いが現実だから。
ではクオリティで勝負できない場合、僕たちに付け入るスキはないのだろうか?
僕たちでもできることは1つある。
それが『コミュニティを重視する』という戦略。
(弱者の戦略であり #ランチェスター戦略 とも言う)
コミュニティを重視するとは、どういうことか?

お客さんが参加できる余白を設計したり、応援される人になる、という事。

参加できる余白についてはBBQがある。
BBQって買い出しから準備を手伝ったり、お肉を焼いたり、自分が『働いて』楽しむイベント。
参加して、みんなで楽しむことに意義があり、そこではお肉の質(クオリティ)は重要視されていない。
お金を払って『役割』を買っているのだ。
その役割に対して、

ストレスを感じれば『苦労(仕事)』となる
快楽を感じれば『サービス』となる

お金を払ってくれた人には、ストレスを与えず、快楽を感じられるよう役割を割振る。
これを実行するには、その人の『内在的論理』を理解する必要がある。
内在的論理とは、その人が何を求めているのか、心の内に秘めている想い、の事。
これこそ、参加できる余白を設計する上で必要となる事。

そして『応援される人になる』というのも重要です。
サービスが均一化された現代では、ぶっちぎりの質(クオリティ)を持たない限り、質や値段は重要視されない。
それよりも今は『知人が働く店に行きたい』という心情の方が勝ってしまう。
検索ってモノや店ではなく、人で検索(人検索)される時代になったよ、という事。
西野亮廣さんは現代の商品力を次の方程式に当てはめている。

現代の商品力 = 商品のチカラ + 売手の人柄

お客さんが参加できる余白を上手く設計して、応援される人になろうね。という事。

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