引っ込み思案

「石川県民は積極性が無い」なんて言われることがあります。
どうやら石川県民は"引っ込み思案"の人が多いようです。
県民性で済ませるのもシックリこないので、考えてみました。

そいうえば、能登にあるローカル銀行『のとしん(のと共栄信用金庫)』のCMキャッチコピーが印象的。

https://www.youtube.com/watch?v=G5oDdyJ_BGY

昔からこの町の人は「ありがとう」を言うのが苦手でした。
代わりに「気の毒な」と感謝の意を伝えます。

なんだかジーンとします。

「ありがとう」は、施しを受けたことに対する"主観的"な想いの表現。
それに対して「気の毒な」は、相手の立場に立った"客観的"な想いの表現。
石川県民は主観的な想いを伝えることよりも、「手間を取らせて気の毒な」と相手のことを優先する。
#相手ファースト

もしかしたら、石川県民に積極性が無いのもココから由来するのかもしれません。
「自分の意見を伝えることで、相手の気に障るかもしれない」
こんな感情が思い浮かび、積極性を欠くのかも。

北陸は晴れの日が少なく、曇りや雨の日が多い。
「天気が晴れないから、心も晴れない。だから消極的になる」という説もあります。
でも『相手を思い遣ってこその引っ込み思案』、
その方がなんかシックリくる。

これが石川県民の特徴です。

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