教育について

最近「今の教育を変えたい」と言う若者が増えた気がする。
方々で言われている「時代は変わっているのに教育システムは戦後から変わっていない」との意見に影響を受けたヤル気ある若者のモチベーションだ。

農業社会では親の言うことだけ聞いてれば良かった。
その後、工業社会となり「工場で働くためには読み書きと従順さを身に付ける必要がある」との事で今の教育システムの基礎ができた。
これは言い換えると「兵隊を作るためのシステムだった」とも言える。
戦場へ送り込む兵隊には、命令を理解する読み書き能力と従順さ、愛国心が必要となる。
これらを育てるために学校教育が利用されたのだ。

そして戦後となり、教育方針を変えて今の教育システムが出来上がった。
それ以降は殆ど変化が起こっていない。

そもそも「子供の教育を社会に任せている事自体、親の怠慢だ」という意見がある。
これは英国寄りの教育観で、英国では「教育は親がするもの」とされている。

時代はこれまでにないスピードで変化している。
旧態システムに依存するのは、この時代を生きるものの思考としては大変危険だ。
力を抜いて、流れに身を任せて生きる方が生きやすい世の中だと僕は思う。

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