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シャスタ・UFO・ピンクレディー・ビジョン

2021年10月たった一泊二日でシャスタに旅行に行ってきました。私より数日前から現地を訪れていたサウンドセラピストのなおみちゃんと合流し、素敵な女子旅になりました。

夏から燃えていたシャスタの火事が鎮火した時に、なんとなくお互い連絡を取り合いこの素敵な美しい山で合流する事になった不思議なご縁です。人生も50を過ぎますとただ仕事をして給料をもらって生活費を払って生きているのではなく「私の人生のミッションは何?」とマインドバディスピリチュアルな多角的観点で考えるようになってきます。コロナが始まって8月に親戚を訪問した時以外、全く旅に出ていなかったので、ちょうどよいリセット・リラックスタイムになりました。

シャスタといえばUFO雲、初めてみたUFO雲はめっちゃデカかったです。空気が渦巻きのように流れていてこのような形になるのだそう。早起きしてシャキーンとくるひんやりした秋の空気の中、UFO雲とシャスタ山に向かってピンクレディーのUFOの歌と踊りを奉納しました。二人ともほぼ同世代でピンクレディーの振り付けもバッチリ覚えてました。

到着した日には、シャスタ山の聖域である Temple of Love やその近辺のパワスポと言われている所を案内してくれるツアーに参加しました。ツアーガイドの方が撮っている写真の中に紫に染まっている部分があるのは何かの細工なのかなと思っていましたが、その場でカメラに紫が映ることに気づいてびっくりしました。紫は神聖な色、私の周りにもうっすらと紫色が出てきていて、ネイティブアメリカンの時代から受け継いだ神聖な山、森には不思議なパワーがあると感じました。

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荷造りをしていたときにふと思いついて持ってきた日本のAyaカリンバさんという素敵な職人さんが作ってくださった海のチューニングのココナッツカリンバをテンプルオブラブのところで奏でながら、この神聖な山や土地、森の生き物達と一つになったように感じました。

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ツアーのガイドさんのガイドで瞑想して、「今、ここ」に自分自身を置いてみると、「ハートをオープンにしていれば色々な導きがあるから、今はただ、このしっとりとしたお山の素敵な空気の中に抱かれて安心して微笑んでいれば良い」そんな事がなんとなく心に浮かんできて、心身に溜まっていた日々の仕事や勉強からくる日常の忙しさが、溶け出ていきました。

場所を変えてさらに深い瞑想に入り、やはり私の人生で世のため人のために奉仕するテーマは「健康と癒し」なのだと感じました。そして仕事や勉強で忙しくなっても和らかな笑顔でいる事も大切だと感じました。

シャスタ山頂でツアー解散後、なおみちゃんと一緒にお互い持参したクリスタルシンギングボウルさん達を奏でました。日没前の太陽の暖かさに照らされて、日本の富士山を思わせる壮大な山肌に反響する私たちのボウルの音色は、そよぐ風と木々の音、山頂で瞑想している方の心の静寂に共鳴し、果てしなく広がっていきました。とっても気持ち良かったです。最高!!これを奉納演奏というのね!と思いました。クリスタルボウルの音色はお寺の鐘の音をもっと柔らかくしたような音色で、なおみちゃんのボウルさんとピッチの違いや周波数の違いからガンマー派やデルタ派の周波数差が生まれて、その波紋がとっても心地よかったです。彼女の演奏するピュアな気持ちも感じられてとってもリラックスできました。

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その後、ホテルにチェックインしてから、ネイティブ・アメリカンの会堂を模して敷地内に創られた、聖八角形の多目的ホール「KIVA(キバ)」の中で、持参してきたクリスタルボウル達を並べて、演奏しました。

なおみちゃんがゲストとして呼んでくださった素敵なご夫妻(シャスタクラブを経営されておられるピュアーで優しさに溢れるご夫妻)にジョインしていただき、シャーマンドラム、クリスタルボウルと歌をみなで即興で奏でました。何もリハーサルしなくてもお互いの呼吸が合っていて、一つになった至福の時間でした。なんとKIVA堂の下にはクリスタルが埋められているのだそう。知らなんだ〜!めっちゃ気合入ってる建物で、木の香りが素敵な、神聖な佇まいのホールでした。ゲストのご夫妻が夜9時帰られた後も、10時までなおみちゃんとずっとクリスタルボウルを一緒に奏でていました。その後、喉の乾き(KIVAでは飲食が禁止であったためとても喉が渇いていた)を癒すためロビーでお茶をいただきながら、翌日のプランや、シャスタでの不思議な出来事、素敵な場所、などお話ししながら、レトロで懐かしいおばあちゃんの家のようなストーブがあるロビーで、懐かしい気持ちになりました。昔から知っているような人々との出会いには懐かしさが感じられる場所がよく似合います。

翌朝には、宿泊先(ストーニーブルックイン)のHiromiさんの「これでもか!」っていうくらいおもてなしとラブがいっぱい、至れり尽くせりのハーティーな朝食をいただきました。私は普段はヴイーガンですが、今回は乳製品抜きのみで卵料理もいただいてしまいました。フルーツ盛り合わせ、ウェッジポテト、お手製のストロベリーシロップがかかったフレンチトースト、どれも美味しゅうございました。

その後UFO雲とシャスタが見える絶景ポイント、Castle Lakeがハートに見える山の上まで登りました。車を降りた時にはこんな山を登るなんて思っておらす、ツルツルの靴底の運動靴のまま行きましたが、怪我もせず、無事に上り降りることができました。どんな岩場にもスルスル登っていき、道がないところも、確かこっち側だと思う!とすごい勘を働かせてくれるなおみちゃんに、頑張ってついていき、無事山頂に到達しました。

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道中励ましてくれたのは、私たちを歓迎してくれるかのように風が凪いだ草原、岩道を登る私たちの背中を押してくれた追い風、正面に見えるシャスタを取り巻くUFO雲たち。標高が高く少し薄めの澄んだ空気の中で、私はずっと、ピンクレディーのUFOの歌詞について考えていました。本当はもっと何か深いことでも考えてたら良かったのだろうけど、あの時代に、こんな斬新で、どきっとするような設定の歌詞、ピンクレディーのUFOは名作中の名作です。

下山した後には、前日クリスタルサウンドにジョインしてくださっていたシャスタクラブのご夫妻(ヒデさん&Harumiさん)が、サウンドセラピーのお礼にとランチをご馳走くださいいました。なおみちゃんが繋いでくださったご縁です。私は何も知らずに行ったので、玄関を入ってすぐのオープンフロアの感じや、シャスタ山が見えるダイニングルームにめっちゃ感激しました。世の中にこんなにピュアーな方達がいるんだ!と驚くほど純粋でキュートなご夫妻との会話もとても楽しく、また可愛いふわふわのわんちゃんも一緒にジョインしてくれて楽しい名残惜しいひとときになりました。

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会話の中で、仕事に悩まれておられるドクター達が、シャスタクラブのホームステイに疲れを癒やしたり、リセットしたりリフレッシュのために来られているというお話を伺いました。私は今年でアメリカで臨床医として仕事をして21年になりますが、臨床医という仕事をやっているとぶち当たる壁、悩み、色々味わって来ましたので、彼らの気持ち、本当によくわかるなあ〜と思いました。現在に至るまでに歩んできた悩み多き道を振りかえりながら、今の私には、同じ医療の道を歩む人生の色々な悩みに寄り添ったり、若手のドクター達のライフロングラーニングのメンタリング、地球に優しいカーボンフットプリントが低い医療のやり方、健康と癒しのための医療、などなど色々私自身が悩みながらキャリアシフトすつ家庭で身につけてきたスキルや知識で、サポートすることができるのでは? と思い始めました。

その1週間後の週末、母校の可愛い後輩Hitomi先生より、彼女がやっておられる岡山大学と岡山県が主催する女性医師の医療活動支援をする団体のオンラインミーティングの講義を担当させていただく機会をいただきました。女性ならではの優しさとしなやかさを持っておられる同業の方達とともに、様々な事を共有できた素敵な時間でした。

講義をしながら、参加しておられる先生方の優しさ、しなやかさ、しとやかさ、素敵なメッセージも数多くいただき、これからもこのような機会を設け、医療関係者同志の学びの場、癒しの場をホールドするようなお仕事で、女性医療プロフェッショナルだからこそ可能な優しい医療が社会にもっともっと広がっていって世の中から孤独や寂しさや不安が減っていく、それをお手伝いする自分のビジョンが見えました。

旅先で日々の忙しさから離れて自分の人生のあゆみがそうあるべき方向に向かっていると確認し、リチャージ&リセットする事って大切ですね。この旅のタイミングもとっても良かったと思いました。気候的にも時期的にも。短い滞在の中で壮大な世界7聖山の一つであるシャスタ山の懐で大いなる存在に見守られながら笑顔でこれからも色々頑張っていこう!と思いました。





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