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ビデオ診療のメリット

最近、COVID19のソーシャル・ディスタンス作戦のため、ビデオで患者さんを診察する機会が増えました。そんなビデオ診療の中で色々学ぶ事があったので、少し記録しておこうと思います。

1:生活の様子がよくわかる:ご自宅からのビデオ診療では、患者さんのお部屋がどのようになっているのかすぐに見えます。素敵なライブラリーのお部屋におられる患者さんや、お庭でワンちゃんとリラックスしながら診察されたり、終わりに、「私の家庭菜園を見てください」と見せてくださったりする事がありました。

2:食生活の様子もよくわかる:
すみませんが、冷蔵庫を見せてくださいますか?
パントリーにはどんなものをストックされてますか?
百聞は一見にしかず!ちょっと見せていただくだけで食生活の様子もよくわかります。

3:家で運動、リラックスタイム、瞑想などできてそうかもわかる:
お家に運動できるスペースがありますか?
バックヤードはどんな感じですか?お庭でちょっとスクワットしたりできるスペースありますか?
快適に座って瞑想したりリラックスしたりできるスペースがありますか?

4:患者さんが使用されているサプリの容量やブランド、クォリティーが正確にわかる:
通常は診察に持ってきていただくのですが、患者さんが持ってくるのを忘れられるとブランドの何をどの容量で使われているのかわからないため、サプリの重複や容量について電話やオンラインメッセージのやり取りを診察のあとする二度手間になっていましたが、ご自宅におられるビデオ診療では「ちょっと待ってください。いま持ってきます」ができる事。これはとっても便利です。

5:一人暮らしのおじいさんおばあさん;彼らが孤独で社会からアイソレーションされてないかどうかよくわかる。何か足りないものがあったり、食料がなかったり、そんなニーズがあれば、早めに察知する事ができる。

などなど!ライフスタイルを評価する医療では、ビデオ診療の方が、診察室での診療よりも力を発揮するかもしれないと思うようになりました。

私の患者さんは高齢の方や慢性病の方が多いのですが、皆様、とっても元気にされて、ソーシャル・ディスタンスを着実に実行されています。食料も「1ヶ月はこれで暮らせる」くらいちゃんとストックされておられる方々が多く、本当に感心しました。皆様が、ご自宅で安全&健康でいてくださる事に感謝。

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