人体の神聖幾何学
最近、神聖幾何学にとっても興味を持っています。特にフラワーオブライフやフィボナッチは見ていて美しくインテリア・デコレーションにも良いかも!と思い何かグッズはないかな〜とインターネットで探したりしていました。
昨日、診察中に患者さんの耳を見ながら、耳の形ってフィボナッチなんだよな〜、よく出来ている、さすが黄金比!と思いました。そして、人間の体の色々な部分をよく観察してみると、色々なところにこの黄金比がある事に今更のように気づきました。
特に私が素晴らしいと思うのは、私たちの指先、つま先の指紋です。「私たちは指先にフィボナッチっていう神聖な幾何学模様を持っているんだ」と感じるだけで、指先でやる事一つ一つに素敵なパワーが宿るような気がして、ピアノの練習をしながら、「私は今、私のフィボナッチな指先を鍵盤に触れさせている」その感じをじっくり味わいながらマインドフルにスローな練習をしました。とっても気持ち良い自己練タイムになりました。
同じように医学の分野で人体の神聖さに興味を持っている方何か文献書かれてないかなぁと思い検索してみたら、結構ありました。特に素晴らしいなと思ったのが、この" American Association for Hand Surgery" というアメリカの手の外科の学会が出している" Hand" という医学雑誌に2010年に発表された文献です。これは、ウィリアム・リトラー先生という手の外科医が1973年に手の解剖的、機能的な黄金比について述べられた見解をさらに考察されたものです。
閉じた指を開く動きの可動域がフィボナッチの黄金比になっている事や、指の骨の関節の位置や長さの黄金比について書かれており、読みながら、なんだかワクワクして「私たちの手ってすごい!!!神聖なんだ!」と思わず興奮してしまいました。
私たちは常に神聖な幾何学模様を身にまとっており、いつもの何気ない動作の中でこの黄金比の幾何学模様を描いているのです! インテリアに神聖幾何学模様を置かなくても、自分たちについている模様だったなんて!!私たちは存在するだけで神聖なのだ!そう気づき、とってもあたたか〜い気持ちになりました。
参考文献:
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