サウンドセラピー:音で癒される世界
私がアーミーのクリニックから派遣されたテキサスのクリニックで初めて音叉を利用したサウンドセラピーと出会ってから早くも5年以上がすぎました。
音楽が好きの私は「サウンドで癒される」ことにワクワクしながら、音叉を使ったバイオフィールドチューニング(エイリーン・マキュージック法)、クリスタルアルケミーシンギングボウルを使ったサウンドセラピー、「自分の声を使ってやるヒーリング方法」などいろいろ学び体験し、「音を浴びる」「振動を浴びる」「自分の声で心身を振動させる」そして、それをクライアントにお届けすることが毎日のレメディーになってきてとても充実しています。
そんな中、残念なことに、私の音叉チューニングのインストラクターでもあり、セッション交換のパートナーでもあり、コロナ明けに一緒にオフィスを立ち上げる予定だった同じ年の親友が突然亡くなりました。
亡くなったのはほぼ1ヶ月前で、スピリチュアル的にかなり覚醒していた友人とご家族でしたので、あちら側にトランズフォーメンションしたっていう感覚で、またあちら側で会えるかな〜くらいの気持ちだったのですが、時間が経つにつれ、だんだん寂しさが波のように押し寄せてきています。これまで毎週セッション交換をし、お互いの夢の実現に向けてタイムトラベルするセッションや、数世代に渡って存在していたであろうトラウマをクリアリングしたり、そのセッションのギブ&テイクから与えられていた恵の大きさに感謝しつつ、あれが最後のセッションになるなんて思いもしなかった、突然のお別れはやはり寂しいです。
きっとあちら側からの大切なお仕事がありよばれていかれたのでしょう。彼女がなくなる前に、私が個人事業主としての正式な届出をした事を報告したらとっても喜んでくれてました。
直感やひらめき、心身を通して感じられる心地よい感覚ほど、自分の内側の叡智と繋がっている大切なものはないと思います。サウンドセラピーは医学会ではまだ主流にはなっていません。特許が取れる薬や大きなマネーが動く治療法には積極的に研究にお金を注入する今の医療が育っている背景が、食べ物やサウンドなど非侵襲的で費用もあまりかからない治療法のエビデンス作りがなかなか進まない原因なのでしょう。製薬会社のコマーシャルで、その薬を飲んだら、あらまあびっくり症状が良くなってお孫さんと楽しくダンスしたりできるーそんな映像を見せられて洗脳されていると「病は薬に治してもらう、医療で治してもらう」だけが、病からの回復の選択肢だと思ってしまいがちですが、心で感じる、肌で感じる、自分の中の内側から湧き出る感覚ほど大切な感覚は他にありません。音を聞きながら振動を感じながら自分を調整するっていう感覚はそれに通じるものがあります。
学校ではボケッとしてはいけない、集中して知識詰め込みの講義を聞けと子供の頃から教えられますが、デイドリーミングしているような状態では、脳波はアルファー波、半分寝てて半分起きてるような時はもっとスローなシーター波、ガチガチのベータ波の状態ではブロックされてて聞けない深い心の声が聞こえてきて、大切なことに気づいたり、閃いたりする時間を私たちは子供の頃からずいぶんともぎ取られてきているように思います。
サウンドセラピーでは言葉の誘導ではたどり着けない深いリラックスした状態に行き着くことができます。そんな素敵な事を、もっと医療の現場にも広めたいなあ、そしてもっと多くの方々に届けたいなと思います。
先に逝ってしまったクラウディアの分も頑張ろうと思います。
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