ホワイトカラー改革

コロナを機会にホワイトカラーの仕事の仕方が改善していくことを期待している.

以前は,会議というと70ページくらいの資料を配布して,それを読み上げて確認していくといった非生産的なスタイルで行われていた.オンラインでそれをすると悲惨で時間の無駄ということが明らかになるので,会議資料は丸秘以外は事前に配布して,熟読しておき,会議中には読み上げをしない.

文部科学省ではクラウドファーストを推奨しているが,相変わらずメイル添付で資料を送り,次のメイルでパスワードという形式をとっていた.会議が3本続くと,3つのファイルを解凍してダウンロードする必要がある.明らかに無駄だし,そのファイルがどのパスワードなのかわからなくなる.しかも,これでセキュリティが保たれているとは思えない.会議ごとに参加者だけが入れるクラウド保管庫を用意するだけで解決すると思うが,クラウドとは何かから説明しないと分かってもらえないかもしれない.

重要な書類に対する判子をなくし,サインにする.pdfにサインするのは簡単だが,電子印鑑は多少の費用がかかる.

meetingはすべてオンラインで,講義も可能ならオンラインで行う.

問題は教職員のリテラシー改善だ.学生さんはすぐに対応できるようだが,今までの仕事の仕方を変えたくないスマホ苦手世代の人たちは,色々理由をつけて反対しているようだ.

コロナを機会として,いままで慣例として行ってきた無駄を改善し,生産性が上がることを願う.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?