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2014年8月の記事一覧
おっ、ついに「note」スマホ版アプリが出るらしい:
https://note.mu/sadaaki/n/n647b1be82826
noteなら、ウェブ版と同じくきっと見やすい表示のはず。将来スマホから読んでもらえるように、夏の間にコンテンツを少し充実させておこうかな〜。
Pythonによる最適化 第2回
オクトーバースカイ社にメルマガを依頼されたのでその草稿.第1回はクライアントの了承待ちです.
前回はPythonのモジュールPandasを紹介した.Pandasはデータ解析ライブラリであり,Excelで処理できない大規模データも扱うことができる.筆者よく使う他のライブラリ(モジュール)には以下のものがある.
1. matplotlib http://matplotlib.org/
グラフ
Pythonによる最適化 第1回
筆者は,最適化に関連した実際の問題の解決を依頼されることがままある.ここでは,なるべく短時間に実装し,問題解決をするためのテクニックについて,例を通して解説する.使うのは,Python言語とPythonのデータ解析・可視化モジュール群と最適化ソルバーである.
例として学生を寮の部屋に割り振る問題を考える,この問題は学生と部屋のマッチング問題であるが,同じ部屋に割り当てられた学生同士の相性を考慮す
Pythonによる最適化 第3回
前回はPythonのモジュールnetworkXを紹介した.今回は,科学技術計算用モジュールSciPyを用いた問題解決について解説する.例とするのは,確率的在庫モデル(新聞売り子モデル)と呼ばれる古典的な問題である.問題は以下のように記述できる.
新聞の売り子が,1種類の新聞を販売している.新聞が売れる量(需要量)は,経験からある程度推測できると仮定し,確率変数として与えられているものとする.いま
Pythonによる最適化 第4回
前回に引き続き,仮想の大規模プロジェクトにおける実装について述べる.
データを読み込んで解析したら,モデルに内在するデータの固まりをクラスとして実装しておくと後々便利だ.特に,後でプログラムを見直すときに,クラスができていると記憶を呼び起こすのが比較的楽だ.たとえば,顧客を表すクラスは,以下のように書ける.
class Customer():
def __init__(self,nam