日傘とお揃いバッグ

Webshopに掲載しました。
日傘とお揃いのバッグ。
かわいくないわけがないですよね。
お洋服がシンプルでもこのバッグと日傘をお揃いで持ったら
もうそれだけで個性派おしゃれの完成です。

小さいころから人と違うものが好きでした。
小学校高学年になって
家庭科のお針箱セットを学校で注文することになった時
男子は水色、女子はピンクってなんとなく決まっていたのが
すごく嫌で水色にしたことを思い出します。
今はもちろんそんな時代ではないですけれど。

私は3姉妹ですが姉妹の中でも多分一番個性派だと思います。
すぐ上の姉はどちらかというとコンサバ。
20歳から6年過ごしたイギリスのロンドンでは
モヒカンっぽくしたり
雷さま（笑）みたいにしたりしていましたが
そういう事や
唇の下にピアスをしていたことが
コンサバの姉にはどうにも解せなかったみたいです(笑)。
今思うと両親も複雑だったのかもしれませんが
私を信頼しイギリスに行かせてくれたこと
髪型や髪色がしょっちゅう変わったり
口ピアスをしていたことを
優しく見守ってくれたことは感謝しかないです。
（口ピアスはそれから数年後に外しました）

年齢を重ねて
特に外見をエキセントリックにしたいと思わなくはなりましたが
日傘のデザインを初めてから
自分の内なる個性派好きは再び開花したように思います。

ベースとなる布地を決め
そこにフリルやら
フリンジやら
レースやらを合わせていくのですが
思いもよらない組み合わせやイメージは
驚くほど瞬時に沸いてきます。
傘という基本の形は決まったものですが
その小さい世界で
いかにおもしろく
かわいく
一枚の布地から新しい世界観まで
発展させていく過程は
本当に楽しく好きな時間です。

そして私にとって色はとても大切なものです。
どんな色合わせにするか。
少しの違いが大きな差を生みます。
素敵に仕上がるか
素敵じゃなく仕上がるか
色味は大きな役割を果たします。
エキセントリックで個性的でも
絶対に下品になってはいけないのです。
品のある
大人の遊び心がたくさん詰まった日傘を
人と違う事が好きで
自分らしさにこだわりを持った
おしゃれな女性達に持って頂きたいと思っています。

このお揃いシリーズは
誰も持っていない世界にひとつしかない個性派日傘を
さらにグレートアップさせるお品だと思います。
初めはワンピースにしようかなと思いました。
お洋服とお揃いの日傘もとても素敵ですよね。
でもお洋服にしてしまうと
そのお洋服を着ない限りお揃いにはなりません。
毎日同じお洋服を着るわけにもいきませんし…。
そっか、バッグにしたら良いんだ！
と気づいてしまった時の喜び（笑）
考えただけでわくわくが止まりませんでした。

でもバッグは作るのが難しいと
今更ですが改めて痛感。
イメージ通りに仕上げるには
サイズ感がまず肝です。
さきほどの色味と同じくらい
出来上がりのサイズ感を大切に考えています。
ちょっと大きいだけで野暮ったくなったり
小さすぎてバランスが悪かったり
これもまた少しの差で持った時の素敵度が
大きく変わってくると思います。

そして縫う順序です。
縫い目を見せたいのか
縫い目を見せたくないのか。
見せずに作るにはどうすればいいのか。
しっかり考えてからでないと縫い上げられないことも出てきます。
物を形にしていくというのは
頭を柔軟に巡らせることが大切みたいです。
アンチエイジングには良さそうですけど。

これから日傘とお揃いシリーズも
どんどん増やしていく予定です。
バッグのデザインも布地のイメージから
多種多様なデザインししていきたいです。
頭をもっと巡らせないと。。。です。

オートクチュール日傘ショップ・ミキノヒガサ (mikinohigasa.theshop.jp)

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