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こんにちは。
先日久しぶりに歌舞伎を観てきました。
演目は知る人ぞ知る
ルパン三世の歌舞伎バージョン『流白浪燦星』。
ど派手な演出で上演中わくわくが止まらず…
こっそりお目当てにしていた尾上松也さんに
キュンキュンしてしまい
思わず
かっこいぃ~と心の声が出て出てしまい
申し訳ありませんでした笑

おしゃれ日傘をデザインする為に
日頃から自分の感性に刺激を与えるべく
いろいろな物を見るように心がけています。
美術館で絵画やアート作品に触れあい
無心な気持ちにしてもらったり
ファッション展やジュエリー展では
新しいアイディアをもらったり
そして舞台鑑賞も
絶大なエネルギーをもらえる
大好きなことの1つです。
演劇、バレエ、ミュージカル
いずれもよく観にいきますが
中でも歌舞伎はお着物が大好きな私としては
何重もの楽しみがあります。

自分が着ていく着物を考える楽しみはもちろん
舞台にでてくる歌舞伎の衣装は
どれも本当に豪華で目を見張ります。
そして舞台装置ははりぼて感満載なのですが
色使いがはっきりしていてインパクトがすごく
その平面的な感じが
ザ、お芝居って感じでとても良いのです。
歌舞伎の特徴はすべてが大仰なところでしょうか。
舞台美術にもそれを感じます。
また効果音の役目をする拍子木が素晴らしいのです。
現代的なミュージカルなどの
まるで魔法みたいな舞台装置や舞台演出は
それはそれで素晴らしいものですが
歌舞伎の昔ながらの舞台装置や演出は
人の知恵が集まった感じがとても興味深いのです。

話が尽きそうにもないですが
歌舞伎をご覧になった事がないという方がいらしたら
ぜひ一度ご覧になってみてはと思います。
イヤホンガイドを着ければ
お化粧の違いの意味や
着物の色について
もちろん話の流れについてなども解説してくれるので
なかなか興味深くご覧になれるのではと思います。
ルパンのような現代要素のある歌舞伎は
初めての方にも親しみやすいなぁ
こういう機会にもっと多くの方に
触れてみてもらいた文化だなぁと
感じました。

本当は着物についても書きたいですが
また今度にします。
ちなみに着物は自分で着ることができ
着付けを教えたり
着付けのお仕事もしています。
小さいころからなぜか大好きで
ちょっとしたおでかけにはよく着物で出かけています。

この日は江戸時代の火消しの帯を締めました。
石川五右衛門は安土桃山時代の人ですが
昔っぽさだけ出せるかなと。
歌舞伎の演目に合わせて
着物を選ぶのも楽しみの一つですが
すごい数の着物を持っていないかぎり
なかなかピンポイントにはいきません。

着物に合わせた個性派日傘も作ってみたいですね。
着なくなってしまった着物を日傘にリメイクも
いずれしていきたいと考えています。
夢は広がります。



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