岸政彦先生監修の『東京の生活史』プロジェクトに参加します
休日のある日に近所をひとりで散歩していて、「わたし、人にしか興味がないんだ」と急に気がついたことがある。人生の大切なことはいつも考え込んでもうまく分からないのに、歩いているスピードで目に入るネコジャラシとか飛んでるカラスの気配とかと一緒にヒュッと意識が抽象的な方向に向いて突然理解できたりする。
それにしても「人にしか興味がない」という自分の趣向は意外だった。小さい頃から1人が大好きで、人が近くに来ると積木の扱い方やアスレチックでの遊び方がわからなくなるほど、自分らしくいられ