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気がつけば、3月

勤め先の呉服店は呉服の販売のみならず、地元の幼小中高校の制服を取り扱っているので、怒涛の繁忙期を迎えております。
気がつけば1ヶ月以上もご無沙汰してしまいました。

昨年の3月末で20年以上勤めた会社を退職し、実家の家業である呉服店で勤めることになりました。祖父が呉服店を開業した当時、地元の小中学校からの要望を受けて、制服の販売をスタートしたと聞いています。

都会では私服の学校も多いと思いますが、この辺りではまだまだ制服の学校が主流です。
ピッカピカの一年生、大きめの制服に袖を通してランドセルを背負った小学生を見ると、可愛くてほのぼのしますよね。
中学生になると学ランにセーラー服、一気にお兄さん、お姉さんになるのが不思議。
そして高校生になると、お洒落に制服を着こなしてくれますね。

今年はコロナの影響もあり、制服販売にもいろいろな新しい風が吹きました。
学校での集団採寸が中止になったりで、お客さまが安心して採寸、購入してもらえるように、制服販売店として様々な取り組みをしました。
店舗の改装を行い、フィッティングルームを含め、お客さまの接触を極力少なくするような動線を確保しました。
また、初めての試みでオンラインショップでの制服販売を開始しました。これまで店頭で採寸してから購入という選択肢しか無かったのですが、ご自身で採寸していただいてご自宅から注文、ご自宅へお届けできるようになりました。

制服ってどこで買っても同じじゃないの?と思われる方も多いと思いますが、それを打破すべく日々取り組んでいます。
コロナ禍で与えられた気づきを強みにしていけたらなと思っています。

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