死んで天国に行くだけなんて退屈そうだ。 【 #DMM英会話日記 】

DMM英会話で話したことをTwitterよりちょっと長く書こう、というつもりで始めたこのnote,毎回思ったより長文になり続けられなくなってしまった。これは英語勉強のログブックなのだ。もっと短くぽんぽん行くぞ、と心を入れ替えて、今回からは本当に自分用にメモ。

パワースポットという言葉はいわゆる和製英語(Japanglish)で、欧米ではなかなか伝わらないのだが、そのコンセプトに関してはなんとなく理解してもらえたりもする。

「ヒッピーとかがニューエイジの人たちが信じてる ley lines(レイライン、遺跡群が描く直線), やNexuses(連鎖)みたいなコンセプトだよね。」と、スピリチュアルに興味があるアメリカ人先生は言う。「ストーンヘンジは2つのレイラインが交差していて、有名なエナジーネクサスなんだ」

そういえばストーンヘンジに行ったとき、白い服を来た謎の集団がよくわからない儀式をしていたのを思い出す。

「ああ、でも日本のパワースポットってそういうガチスピではなくて、何ていうんだろう、もっと”いい出会いがありますように!”みたいな、若い子が軽い気持ちでお願い事をしに行くような場所だったりするんだよね」

こういうライトなスピというのは日本固有の文化かもしれず、英語で説明するのは難しい。でも先生はわかってくれて、ああ、つまりこういうこと? とまとめてくれた。

They don’t have very deep spiritual belief. They just want to try anything to bring them good luck.
They don’t know it works, but they want to try.
It calls hedging your bets.

彼らはガチなスピリチュアルの信者ではない。幸運を呼ぶものなら何でも、それが機能するかわからないけどとりあえずトライしたい人たちなんだ。いわば、賭けに負けるリスクを分散している。

「そうそう、そんなイメージ」と私もうなずく。彼は日本の恐山や仏教的な前世の考え方などにも興味があり、タイで前世占いにトライしたこともあるので、話がいろいろ早いのだ。

「僕の前世はベトナム戦争で死んだ若き兵士らしいんだ。そのカルマのせいで、僕はベトナムに住むことになったらしい」(先生はここ数年ベトナムに住んでいる)と笑う。

前世を信じている? と聞くと彼はうなずいて、

「死んだらただ天国か地獄に行くなんて退屈だよね。何度も何度も生まれ変わるという考え方のほうが好きだな」と言った。
It sounds boring to just die and then go to heaven or hell, I prefer the idea of living over and over again



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