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うっかり使うとレイシスト判定されるかもしれない危険な英語。【 #DMM英会話日記 】

英会話日記がしばらく滞ってしまった。
というのも、英語の勉強にハマりすぎて、おいこら、日本語の日記を書いている場合か、書くなら英語で書け、という気持ちが高まっていたからである。

が、ちょっと最近のレッスンで「あ、これ、差別用語認定されているの!?」という気付きが続いたので、備忘録がわりにメモっておく。

ある時、イギリス人の先生と、アメリカの黒人差別デモの話をしていて、「黒人への差別はひどそうだけど、黄色人種へはどうですか?」という文脈で、「Yellow」と言ったら、先生はすごく悲しそうな顔をして、「だめだよ、YellowなんてRacistが使う言葉だから」と言った。そ、そうだったの!?

BlackとWhiteは問題ないけどYellowは完全NGで、そんなことを口走ったら周囲の人はあなたのことをRacistだと認定するとのこと。ま、自分が黄色人種なんで趣味の悪い自虐と捉えられるかもしれないが、あぶなかった。
黄色人種と言いたいときに何が正解かを聞いたら「Asian」だそうだ。

またある日、今度はアメリカ人の先生とイギリスの有名大学 School of Oriental & African Studies(SOAS)について話してたとき、彼は「でもOrientalは今はもう時代錯誤で差別的な言葉だけどね」と言った。東洋を意味するOrientalはもはや政治的に正しくない言葉になっているらしい。ググって見ると、オバマ政権時代、すべての連邦政府の文書でこの用語の使用を禁止する法案が出されたほど。オリエンタルランドを筆頭に、日本ではすっかり定着しているカタカナ英語なので、それがOutdatedなんて全然知らなかった。

最後はついうっかり言ってしまいそうな「主婦」。
ある日、雑談中、My friend is a housewife...と言ったら、同じアメリカ人の先生は「うーん、housewifeはあまり良い言葉じゃないね、homemaker と言ったほうが良い。前者の言葉の響きは、家ですることがない退屈な人っていうイメージなんだよね」と言われた。

「でも彼女たちは実際は働いているよね。子供の世話をし、家事をして、買い物をして、掃除をして、食事を作っている。homemakerのほうがより、そんな彼女たちへのリスペクトを含んでいるよ」

なるべく人を傷つけずに生きていきたいので、英語の勉強だけでなく、こういう危険な言葉のストックも貯めていきたいと思ったのだった。


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