見出し画像

奥三河 秘境旅行記 後編

前編はこちら

宇連ダムへ行った後、駐車場に戻ったのは16時前だったと思う。

そこから車で20分くらいの所にある、東栄温泉 はなまつりの湯に向かう。

ゴールデンウィーク中だというのに、車がほとんど走っていないし、人も歩いていない・・・。完全なる過疎化地帯の様だ。

泊まる予定の、東栄温泉の施設内にある「とうえい健康の館」という宿の駐車場に停車。

とうえい温泉

湯治の為長期滞在も出来るそう
トリプルルーム

3人で13000円弱の宿泊料に、温泉も自由に使える。
朝ごはんも簡易的だけど、クロワッサンと飲み物も付いてる。控えめに言ってもかなり安い。

チェックイン後に温泉へ。

露天  東栄温泉のホームページから写真引用
内風呂 東栄温泉ホームページから写真引用

露天風呂と内風呂があり、温度もぬるめで気持ちが良い。ゆっくり入って出た後は、食堂で夕ご飯。

1日朝早くからお疲れ様。カンパーイ。


1人分

お腹が空いてたので完食。もう一度温泉に入って、就寝。

朝はクロワッサンと飲み物(持ち込みも可能)

のんびりおしゃべりして、9時半頃にチェックアウト。

宿に張ってあった観光マップ。鬼に所縁がある場所みたい

佐久間ダム

次の日はYさんがダム好きだという事で、佐久間ダムへ。

佐久間ダムは、浜松の天竜という所にある。車で30分くらい走る。過疎地&高齢化地域で、お年寄りの方がたまに歩いているくらい。

電気のあまり通ってなさそうなトンネルをくぐり、ダムに到着。

ピンクの服を着た私が小さく写っている  photo BY ハマ

ダムの上に電力館があり、佐久間ダムの歴史や役割が学べて大変興味深かった。

驚いた事に、ダムの完成までには100人以上の方が殉職しているとのことだった。

当時は、ヘルメットを被る事が「弱い男」という思想がとび職の男性の間にあったらしく。

殉職自体も名誉なことだと思っていたのかもしれない。集団意識ってやっぱり凄いなと思った。

天竜川付近には沢山のダムがある
天竜川の地形

水源である諏訪湖から天竜川を通って佐久間ダムに水が流れ込んでくる。

この地形図を2階から見れるようになっていて、天竜川の地形が偶然にも諏訪湖に向かって竜が登っている様に見える。

竜の頭に見えませんか??

だから天竜川っていうのか、偶然なのかは分からないけれども、自然って本当に凄いと改めて思った。

ダムの歩き方なんていう本もあって、ダムにますます興味が湧いてきた!!

昼過ぎに雨も激しく降ってきたので、車にもどって帰路についた。

こうして記録に残す事で、旅の余韻を感じられて楽しい。

しばらく旅に出る事は無さそうだけど、また機会があれば旅日記を書きたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?