映画 東京公園を観た

ダラダラした休日。気になっていた春馬くんの映画、「東京公園」をparaviで視聴。2011年の作品。名刺を作って肩書きや将来の夢を持った大学生のように一見見えるけれど、受け身でホワっとしたちょっと頼りない今時の若者。2011年の頃、“ゆとり世代“なんて言われていた大学生はこんな感じだったのかな。

春馬くん本人も東京公園の役が1番自分に近い、というインタビューもあるそうで。普段の彼は、こんなどこにでもいそうな平凡な男の子だったのかな。今頃そんなことを知るとより好きになってしまいそう。

うなずき方、首を傾げる姿、イケメンなのにわざとちょっとダサく見せているような髪型、表情、そんなところも演出なのでしょうか?

何より、3人の女性がとても魅力的。それは、彼がタイプの全く違う女性の魅力を存分に引き出しているような気がしてならない。自分を輝かせる以上に出演者を輝かせることができる役者さん。榮倉奈々ちゃんと食事をしているシーンが印象的でした。オシャレとか関係なく、こんな風にコタツを一緒に囲んで、ズズズっと汁物をすすって食事ができるような間柄の人が側にいたら良かったのにね。レトロな部屋やインテイリアが居心地が良く、タイムリーで観れば良かったなぁと少し残念ですが、それ以上にこの作品と出会えた事に感謝しよう。

観ているときは、ただただ幸せ。いなくなったことすら忘れてしまう。でも、終わると現実に気づく。寂しいなぁ…

でも、彼の作品にまだまだ浸りたい。

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