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私は何に焦っていて、そこから抜け出すにはどうすればいいんだろう

何かやらねばいけない気がする焦燥感は長く持ち続けていると心身に悪影響をもたらしかねません。

悩みや分からない事は、「脳に置いておくのは容量がデカすぎる」ようです。なので私たちが物事を整理し、考えるためにはそれを外に預ける必要があります。

https://note.com/mikiishijima/n/nb0a02803e82a#27728086-ed5c-4802-922e-71e9decf875b

焦りも同様です。「意味不明なもやもや」に名前を付けて保存していきましょう。

焦りの原因に向き合う

私はなぜそんなに不安になってしまうのでしょうか。何に焦っているのでしょうか?

振り返ってみると私が焦ってしまう時は以下です。

  • 同業者がすごい活躍しているのをTwitterで見た

  • クライアントから突然契約終了を言い渡されてしまった

1. すごい同業者に焦る → 同業者の友達を増やして体感値を調整する


Twitterうんぬんは気にしても仕方ありません。
ここでする事は、雑談できる同業者を増やすことです。

報酬を大っぴらにすることはないかもしれません。しかし、同じ悩みを抱えている他者がいるというのは安心できます。

自分が他者に比べて稼いでいるかどうかを知りたければ業種ごとの収入平均値を調べると良いでしょう。顧問税理士さんに聞いても良いですよ。

デザイナーの平均収入と従業員数ごとの売上はすぐ調べられる

デザイナーの平均収入 2019年
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084610
 産業&従業員規模別の平均値。黄色いセルはぼっち会社の売上高(上段)と営業利益(下段)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00553010&tstat=000001019842&cycle=7&tclass1=000001156334&tclass2=000001156335&tclass3val=0

比較できる数字を見つける仕草を覚える

なんでもそうですが、自分の数字しか知らないと比較しようもなく、焦ろうが、慢心しようが意味がありません。まずは何と比較して、自分はどうなのかを見るクセをつけるところをスタートにしてみましょう。

ってファクトフルネスが教えてくれました。

2. 家族からのプレッシャーをかけられた → 求める値と根拠を聞く

「もっとお金を入れて欲しい。」「そんなに収入が少ないならフリーランスをやめた方がいいのでは?」そういう風に言われることもあるでしょう。

私の場合、役員報酬を少なめに設定した事が仇となり、旦那さんより5万円少ない金額しか生活費に入れられず「3年だっても状況変わらなければ法人化はあきらめるべきでは」という話し合いをしました。

お互いの希望を確認しあう事はしていきたいですね。

同年代世帯の平均人数と年齢による支出分布は調べられる

https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/seikei/2019/sb19qf0002.pdf

先程の収入平均値と合わせれば、何かの手がかりにはなるかもしれません。

相手が曲解などを繰り返し話が噛み合わなければ、原因は別のところにあるかもしれません。わたしが同じ話題で喧嘩するときはPMSでイライラしている事が多かったし、妊娠期間中で働けない不安を相手にぶつけていたこともあります。

第三者に介入してもらい客観的な判断を依頼する

FPさんなどの第三者が入ることで、2人だけでは判断しかねる「客観的におかしい事実」が表れやすくするもの手です。

3. クライアントからのプレッシャー → 他の人が同じクライアントと仕事している様子を見られる環境をまず作る

仕事が少ない、報酬や待遇が悪いなどの場合はまず自分自身の仕事を客観的に見られる環境を作るのも良いでしょう。

どういう構図で自分まで指揮が届くかをまず知る

クラアイントが

  • どういう社員構成で

  • どの職能が足りずに外注しており

  • それを何人のパートナーと指揮者で補っているのか

を知っておくのは大切です。

こっそりでもいいから「もやもや」を失くすことを優先する

パートナーの中で一番長い人にそれとなく話を聞いたり、彼の仕事しぐさを真似することで変化が表われるかもしれません。

ジョインしたばかりの時「どんどん聞いて!」と言われてもなかなか質問しづらいですよね。チャンネルで聞くのは勇気がいる。というのであればDMで良いので、メンバーひとりひとりにこっそり誰に聞けば良いですか?など送ってみましょう。

凹まないように、翻訳を加えてもらったお客様アンケートを実施する

わたしが試した施策ではお客様アンケートがあります。

契約終了時点や1年たったタイミングでGoogle formでアンケートを実施するのです。ただ、自分で閲覧するのが恐い事が多く1on1で直接話した方が凹みにくいので実施しなくなりました。

最近は秘書さんなどに実施してもらう、凹む事柄は優しい言葉に変換してもらうなどをして、再度チャレンジしようとしています。

「名前がつくと操作可能になる」

ある人とのミーティングで彼が言っていた言葉なのですが、わたしはこの言葉が大好きです。

名前がつくと、言葉に出せるので人に相談したり、検索できるようになるんですよね。問題が次のステップに以降できるんです。

なので、わたしが悩みを抱えたときはその原因はなんだろうと感情に向き合ってそこから少しでも言葉を拾うようにしています。

まとめ

最近書いている記事はすべてこれらに共通しているものです。

  1. デザイントレーナーが最初に教えるのは「文章の読み方」

  2. デザイナーの心のデザイン 〜傷つくのは仕方ない、そこから早く復帰するために〜

  3. 顧問税理士さんを招聘したらすごく良かったのでこれまでに質問した内容を挙げてみる

  4. フリーランスは「キャッチアップ大切」っていうけどその前にポジショニングから見つめてみるのはどうだろう

文章の読み方の過程で未知への耐性をつけて、自分の感情について言語化してパフォーマンスを維持する。分からないことを詳しい人に相談する環境を作って、自分がどこに位置するかを見つめる。

感情を抽出して命名して相談する。これだけ。

これらの過程を具象・抽象それぞれのフェーズで行っていくことで自分の良いことへの直面機会を増やしていくのです。

これが当たり前になっていくと、福利でどんどん自分が健全になっていきます。自分が健全になると家族やまわりの人間を幸せにするために出来ることが増やせるので、そうやった円を広げていきたいですね。

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