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今も昔もこれからも、小さなお店に必要なこと

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「営業よりも、交流しよう」。 一生涯の顧客(岩盤固定客)になってもらう技術を解説します。 起業・開業予定の方、フリーランス・個人事業主、経営者の方にお勧めです。
今後も記事を追加していきます。追加した記事は、追加費用なしにお読み頂けます。 約120記事・11万…
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#顧客記録活動

今も昔もこれからも、小さなお店に必要なこと:はじめに

試し読み次の記事を、試し読みしていただけます。 やさしい道、難しい道 小さなお店に必要なこと お店とお客の幸せな関係 名前で呼ぶ 目次目次 すぐに取り組みたい方へ第3章「交流方法」の気になる記事から読み進めてください。 第1章「交流の考え方」は、理屈ですので、あとから読んでもOKです。 読者サポート読者をサポートする場として、Facebookにサポートページを用意しました。本記事に関するご質問、交流の方法・顧客記録による活動のアイディア、自分たちのお店・団体での

交流と営業

顧客への関わり方は、「交流」と「営業」に分けられます。例えば、顧客と雑談する「交流」と、ダイレクトメールを送る「営業」です。 多くの実例からの結論です。 交流は固定客を増やしますが、営業は固定客を増やしません。

顧客管理と顧客記録活動

その理由をみていきましょう。

交流とは何か?

辞書を読んでみましょう。 難しい意味では無いですよね。 営業は、交流ではありません。関係ありません。 また、「自分はこういうことをしています、これが趣味です、家族はこうです、仕事への取り組みはこう考えています」と自分について言うだけ言って、相手の話に興味が無い。それは交流になりません。確かに、自分を知ってもらうのは交流の半分ですが、それだけでは交流は完成しません。

小さなお店のバスタブ理論

交流が必要な理由は、お店をバスタブ(風呂桶)に例えると分かります。

顧客記録の項目

基本情報 名前・住所などの記録 取引記録 商品・サービスの取引の記録 対応記録 基本情報と取引記録以外 例)会話の内容 この3つが交流のための顧客記録です。逆に言えば、顧客の記録をつけないと、交流は深まりません。

交流と顧客記録活動がなぜ重要なのか?

今も昔も、交流と顧客記録活動は重要ですし、これからもそうです。

交流と顧客記録活動がなぜ後回しになるのか?

交流していない・顧客の事を記録していないお店はたくさんあります。その重要性・その効果を理解していないのです。 なぜ理解されていないのでしょうか? 3つの理由があります。

顧客名簿を作成する

顧客名簿の作成は、顧客記録活動の最初のステップです。