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セルフヘッドマッサージのやり方伝授・自宅で簡単たるみケア


冬は乾燥による肌トラブルが出やすいため、通常よりもしっかり保湿している人も多いと思いますが、頭皮のケアはいかがでしょうか?
夏は頭皮のベタつきや汗のニオイが気になるのでキチンとケアしているけれど、冬場は何もしないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
実は、冬こそ頭皮ケアが必要なのです。
冬の頭皮は夏に浴びた紫外線の影響で頭皮が乾燥し、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、頭皮にたるみが生じます。
 
たるみの原因は顔だけと思われがちですが、顔と頭は1枚の皮でつながっているため、頭皮がたるむと顔も下がり、目のたるみやほうれい線が目立つようになるのです。
 
それだけではありません。寒さで身体が冷えると、当然のことながら頭部も冷え、血流が悪くなります。そうすると髪に栄養が行き渡りにくくなり白髪や抜け毛の増加や、顔のくすみ、目の下のクマ、頭皮が固くなるなどの変化が現れるのです。
 
冬の頭皮環境はとても過酷、けれども毎日正しい習慣を身につけるだけで、ケアができます。この記事では頭皮環境を整えるために実践していただきたいブラッシング、シャンプーの見直しとセルフヘッドマッサージの方法をご紹介します。
 
▼ブラッシングを味方につけて、髪の健康をキープしましょう

ブラッシングは面倒だからと手ぐしで済ませてしまいがちですが、髪のからまりを防ぐだけでなく、ブラシの刺激は頭皮にとってプラスの影響を与えます。
 
ブラッシングすると頭皮の血流がスムーズになり、髪に必要な栄養分が届けられ、白髪、抜け毛を予防し髪の健康をキープします。
 
顔に対してはくすみをオフし肌のトーンアップにつながります。頭をなでると、緊張がゆるみ、リラックスできるので、ストレスケアにも役立ちます。
 
自宅はもちろんのこと、外出先でもできるので、こまめなブラッシングを心がけてください。
 
▼正しいシャンプーで、パサつき知らず、サラツヤ髪を手に入れましょう

洗髪時に気をつけたいことはお湯の温度です。熱いお湯で洗うとスッキリ感がありますが、頭皮に必要な油分が洗い流され、頭皮が乾燥し、かゆくなったり、髪がパサついたりします。シャワーの温度は洗髪に適切な38~40度に調整して洗ってください。
 
シャワーの温度を調整したら、髪を濡らすだけでなく、指の腹で頭皮をほぐしながら髪の根元まで予洗いすることが重要です。この段階でほこりや毛穴汚れの大半を洗い流せます。シャンプーは髪につける前に泡立てて、頭皮を包み込みながら洗いましょう。
 
耳のうしろや生え際に洗い残しがあるとかゆみやフケにつながるため、すすぎ残しのないように洗い流してください。
 
▼3ステップでできる・基本のセルフヘッドマッサージ
頭はおでこにある前頭筋、耳のまわりにある側頭筋、ぼんのくぼ付近にある後頭筋、前頭筋と後頭筋をつなげて頭頂部をおおう、帽状腱膜で構成されています。
 
髪全体をほぐすと白髪や抜け毛対策はもちろん、アプローチする場所によってたるみやくすみなど、悩みの解決につながります。
 
STEP1、生え際をほぐして、おでこのシワ・まぶたのたるみ・頭皮のコリにアプローチ

生え際から頭の中央(前頭筋~帽状腱膜)に向かって、指先をぐるぐるまわしながら引き上げます。3セットを目安に行いましょう。
 
生え際はおでこの筋肉、前頭筋とつながっているため、引き上げるだけでおでこのシワ、まぶたのたるみのケアにつながります。気持ちがいいと感じる力加減でゆっくりほぐすと、頭や目の疲れがゆるみます。
 
STEP2、頬のたるみ・歯ぎしり・食いしばり・顔のくすみ・冷え・むくみにアプローチ

手の付け根を耳の上(側頭筋)にあてて、ギューッと上に引き上げながら、3回まわしてください。
 
ほうれい線の原因となる筋肉(大頬骨筋・小頬骨筋)とつながっているのでリフトアップが期待できます。側頭筋は噛むときに使う筋肉(咬筋)に関係するので、歯ぎしりや食いしばりのケアに役立ちます。
 
また、耳の周りには老廃物を通るリンパ節と動脈があるため、顔の冷えやくすみ、むくみが気になるときにもオススメです。
 
STEP3、おでこのシワ・まぶたのたるみ・頭皮のコリにアプローチ

うなじから頭の中央(後頭筋~帽状腱膜)に向かって大きな円を描きながらほぐしてください。3セットを目安に行いましょう。
 
後頭筋は、前頭筋と帽状腱膜でつながっており、おでこのシワやたるみに影響します。
うなじ部分は肩や首のこり、目の疲れに関わる筋肉があるため、これらが気になるときは首、肩をまわすストレッチと合わせて行うとだる重さがスッキリするので、セルフヘッドマッサージとセットでお試しください。
 
 毛髪にとって、頭皮は畑と同じです。顔のたるみを軽減し、健康的な髪を作るには頭皮環境を整えることが欠かせません。ブラッシング、洗髪、セルフヘッドマッサージに加え、帽子をかぶって紫外線を予防するなど、工夫しながら健康的な頭皮を育みましょう。

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