愛を終わらせない方法…
昨日「四月になれば彼女は」を観てきました。なんか知らない間にパートナー君も独りで観に行ってたらしいけど、あまり刺さらなかったらしい
それはさておき、私は色々考えさせられて苦しかった
映画の中の2人の女性の想い、どっちも痛いほどわかっちゃうし重なるし…正解な答えはやっぱり観終わった後も無いし、しんどい
大好きな人と一緒に居ない選択をして、一緒に見たかった景色を死ぬ前に独りでまわって、離れちゃったことのモヤモヤと想いに蹴りをつける-しかも相手に手紙でその想いをしたため、最後にちゃんと想いを伝える春ちゃん
結婚は決まってるけど、そもそもの始まりが弱っている時にそばにいてくれた人で、その時確かにあったはずの恋愛感情は形を変えて家族になろうとしてた弥生ちゃん
愛を終わらせない方法は?
レスになって、家族愛になっていく感じ (それでも結婚を選んで、家族愛になるならなるで良いと思うけど)、弥生ちゃんは春ちゃんの手紙を読んでしまって
そおゆう想いって何処行っちゃったの?って改めて思ったんだと思う。あのまま結婚していいのか、って
愛を終わらせない方法は、本当にあるんだろうか…その答えは「手に入れないこと」かぁ
確かに、片想いとか手に入らない人への想いって永遠に続くかもだけど
それも死ぬまで持っていけるほど人は強く無いから…いつか自ら終わらせることになる
そういう意味では自分への愛が強いのかもしれない
そして…
「人間てのは憎んでいる人より側にいて愛してくれる人を容赦なく傷つける」
この言葉に一番ハッとさせられた…ちゃんと向き合うと傷つけるし傷つけられる。一生誰にも言われないような酷い言葉や態度を浴びる…逆もそう
一番大切な人に言われる一番きついコトバ
信じられない言動に心臓えぐられるくらい傷つく
それは一番愛してる人だから。一番傷つく。ホントそうだね〜
それでも、頑張って想いを伝えて、初めて会った時のことや
好きを重ねてきた日々を時々一緒に思い出して
思いやりや尊重や気づかいをどれだけ持ち続けれるか、なのかなと思ったり
愛を終わらせない方法
てか、愛そのものが一生の課題です
これから枯れていくからなおさら…
エンディングで流れる藤井風さんの歌がまためちゃくちゃ良かった。「満ちていく」また聴かないと…
*banner photograph by mikia, @舎人公園