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Workaholics(仕事中毒)はヒーローでも正義でもない

p25-26
【Workaholics 仕事中毒】

私たちは寝ずに仕事をすることを評価している。ワークホリックは不必要というより、愚かだ。沢山の時間働くことがより多くのタスクをこなしているという意味ではない。ただ『沢山働いている』ということである。

ワークホリックは解決よりも問題を結局作り出す。第一に過労働は持続可能ではなく、バーンアウトしたり、鬱になったらもっと大変だ。

ワークホリックは『知的な怠惰』とも言える。より効率的に働ける方法を探さず、机に座って"働いている時間”を楽しんでいる。まるでヒーローにでもなったかのように。

そして、仕事を終えて最適な時間に、帰宅する人に「罪悪感」を感じさせる。実際全くその時間が非効率的であっても、残業することを義務のように感じさせる。

どこに自分の時間と努力、エネルギーを割くのか考えられるということを止めている。誰も疲労している時に最適な意思決定はできない。

ワークホリック(仕事中毒)はヒーローではない。その日の時間を節約せず、ただ疲れ果てて使い果たしているだけ。本当のヒーローは最速の方法でやる事を終えて、すでに家に帰ってる。

参照”REWORK” Jason Fried & David Heinemeier Handson (NEW YORK TIMES BESTSELLER)

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