マスク崇拝やばくない?
巷のマスク崇拝が気になって、記事にします
まず、マスクの役割として
1.『もらわない』
細菌やウィルス、花粉などを自分の体内に取り込まないための防御の役目
2.『与えない自分の中にある細菌やウィルスなどを撒き散らさないための防御の役目
一つ目の「もらわない」については
後で詳しく書きますが
二つ目の「与えない」については
”布マスク””使い捨てマスク”のどちらにも
ある一定の効果があります
くしゃみや咳などで自分が発する飛沫の拡散を防ぐ効果があります
ある一定の効果、、、というのは
その時の条件によって変わってくるのですが
効果があるのは確実です
*基本、マスクの役割はこちらとも言われていて、今回の拡大の予防はこちらの効果では?と専門家も話されています
では、『もらわない』について
みなさんは、この「「もらわない」=感染予防」を期待されているのかと思うのですが、、
「もらわない」というのを
「体内に侵入させない」とした時
”使い捨てマスク””布マスク”ともに
完璧な効果はないです!
「完璧な効果」っていうのは
「体内に全く侵入させない」ということ
その条件を達成するには
1.マスクのフィルター効果
2.はめ方
3.扱い方
この3つについて、細かく書くと、、
1.マスクのフィルター効果
市販の”使い捨てマスク(不織布)””布マスク”ともに
ウィルスの通過を完全に防ぐことはできません
ウィルスの方がサイズが小さいため通過することができるためです
何割かのウィルスはフィルターで引っ掛かっても、通過するウィルスがあるということ
咳やくしゃみで飛散したウィルスは、水分やほこりなどが付着しサイズは大きく落下しやすい特徴がありますが
基本のウィルスのサイズは、マスクのフィルターより小さいです
ちなみにサイズは、ウィルス<不織布<布
2.はめ方
「鼻の横」「頬」「顎」の部分に隙間があると
フィルターを通さない空気が体内に入ります
鼻を出した状態での装着は、論外です!
上記の様なはめ方では、フィルターを通る空気は35%程度と言われており仮に正しく装着できても、こういったマスクでは75%~80%と言われています
3.扱い方
まず、いずれにせよ『ウィルスが付着したマスクでないこと』
”布マスク”であれ、”使い捨てマスク(不織布)”であれ、ウィルスが付着していない状態のものであることが基本です
ウィルスが手に付いた状態で扱えば、いくらマスク自体は滅菌状態であっても、手に付いていたウィルスがマスクに付いたり、吸い込んだりします
新品のマスクであっても、保存の状態によっては、ウィルスが付着している可能性もあります
なので、マスクも手もマスクで覆う顔も『ウィルスがないこと』
これが前提になります
次に、マスクをはめる時、外す時の扱い
はめる時は
『手にも、マスクにも、マスクで覆われる顔にも、ウィルスが付いていない状態であること』
あちこちに触れず、ウィルスが付着しない様に注意してはめる
外す時は、
マスクの外側にはウィルスが付着しているので、なるべくマスクに触れない様にゴムの部分を持ち、飛び散らない様にゆっくりと外し、速やかに捨てる
捨てるゴミ箱にも注意が必要
また、自分の体内からウィルスが出てマスクの内側に付いている可能性も否定できないため
マスクの内側にも触れず、速やかに処理することも必要
机の上に置く、カバンの中に仕舞うなどは、もっての外
そして、外した後の手は顔などに触れない様に注意して、直ぐに手洗いすること
これらが、『マスク』についてもお話になります
*まだまだあるけど、端折ります
もし、ウィルスが「マスク上にしか存在しない」と仮定するならば
上記で書いた内容を全く無視して考えれば
使い捨てマスクは、1回使えば直ぐにゴミ箱に捨てる可能性が高い
一方、布マスクは1回で使い捨てにはしないために、使った後の問題
また、それを洗う時の問題なども同時に考える必要があり
それを比較すると
布マスクの方が、ウィルスを拡散させる=感染の危険性が上がる
と言えるかとは思います
いずれにせよ、どちらのマスクも再利用のリスクがあるのは確実です
ただ、ウィルスは、マスクの上にだけ存在しているのではなく
顔などの皮膚、髪の毛、洋服、カバンなどあらゆるところに存在しています
それを考えると
上記の「扱い方」で書いた様なマスクの取り扱いは難しく
マスクだけを気にしているのは、ちょっと違う気がします
どこかで飛沫を浴びていたり、手に付着したウィルスをいろんなところを触ることで、あちこちに付着させている
その、ウィルス全部をコントロールすることは不可能
いずれにせよ、マスクには、その他にメリットがあります
するか、しないか、でいうなら、した方がいいと思います
そして、マスクはマスクが必要な場所だけですればいいかとも思います
では♡
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