医療英語学習の基礎固め
解剖生理学が鍵を握る
医学の世界で通用する英語力を手に入れたいですか?
医療現場で求められる英語力は、一般的な英語力とは大きく異なります。医療特有の専門用語や表現を理解することが必要になってきます。その基盤となるのが、解剖生理学の英語となって来ます。
なぜ解剖生理学が重要なのか?
医療英単語早覚えのリール投稿や以前ストーリーズでお伝えしたように、解剖生理学から来る接頭語というのは極めて多く医療英単語を身につけるのに非常に役立つからです。
また体の部位の英単語も同時に把握することで患者さんへの説明に多いに役立ちますし、医療英語学習を効率よく進めるためにも大切なことになってきます。
しかし、多くの医療従事者は解剖生理学の英語学習に苦手意識を持っています。
そこで今回は
専門用語の英語学習を成功させるための秘訣をご紹介します。
秘訣その1:接頭語、接尾語、体のパーツをマスターする
解剖生理学の英語には、それに付随するように多くの専門用語があります。これらの用語を効率的に覚えるためには、接頭語、接尾語、体のパーツをマスターすることが重要です。
例えば、"cardio-"は心臓を意味する接頭語です。"cardiac arrest"は「心停止」という意味になります。このように、接頭語や接尾語の意味を理解することで、多くの専門用語を推測することができます。
また、体のパーツの名称を英語で覚えることも重要です。主要な臓器や骨の名前を覚えておけば、複雑な説明も理解しやすくなります。
秘訣その2:自分に合った教材を選ぶ
解剖生理学の英語学習には、様々な教材があります。自分に合った教材を選ぶことが、学習を成功させるための鍵です。
初心者向けの教材:イラストや図が多く使われているもの、基礎的な内容から丁寧に説明するもの
中級者向けの教材:実際の医療場面で使われる表現を取り入れたもの、問題形式で学習できるもの
上級者向けの教材:専門性の高い内容を扱っているもの、論文や学会発表を想定した内容のもの
自分のレベルや目的に合った教材を選ぶことで、効率的に学習を進めることができます。
秘訣その3:アウトプットを意識する
解剖生理学の英語を覚えるだけでは十分ではありません。実際に使ってこそ、自分のものになります。
英語で患者さんに説明する練習をする
医療論文を英語で読んで内容をまとめる
国際学会で英語で発表する
アウトプットの機会を積極的に設けることで、英語力向上に繋げることができます。
今回紹介した秘訣を参考に、ぜひ学習を始めてみてください。
ナースミキコ
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