マスクの下のリップは、洋服の下のランジェリーに似ている

コロナ禍になりマスクが手放せなくなって約1年、私にとってそれはリップメイクに戸惑いを感じた1年でもあった。

せっかくお気に入りのリップをつけても、マスクのせいですぐ落ちるし、見えないし、意味ないやん、と思ってどうしたものかと頭を抱えていた。

ただでさえ気が滅入りやすいコロナ禍で、メイクやオシャレは手軽に気分を上げられる魔法。
マスクをしてても落ちにくいリップはないかと探しまくった結果、ADDICTIONのマットリップに辿り着いた。インスタでもバズってるリップ。

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このリップほんとにマスクしたままでも落ちにくくて発色がキレイ。ちょっと乾燥するけど、これにしてからリップメイクが楽しくなった。

お茶を飲むためマスクを下ろした時も心なしか堂々としていられるようになった。

ふと思ったけど、マスクの下のリップは、洋服の下のランジェリーに似ている気がする。

普段は見えないけど、お気に入りをつけていると
なんか背筋がシャンとする。
いつでも準備万端な感じ。
私は、女性だぞ！って胸をはって歩ける感じ。
ちょっとしたお守りみたいなものかもしれない。

生まれながらの美人じゃなくても、自分のお気に入りのメイクやオシャレをして、手をかけてあげるとエネルギーが湧いてくる。

そうやって自分をご機嫌な状態にしておくと、周りにも優しくできる。
自然と笑顔になれる。
ちょっとだけ自分を好きになれる。

そのために私は、マスクをしていてもリップをつけるようにしている。

いつかコロナが終息して、おばあちゃんになっても、私はバッグにリップを忍ばせてるような人でいたいと思っている。