【宇宙のエネルギーと人生の関わりを理解するお話～パート⑥－１両性の法則】
【宇宙のエネルギーと人生の関わりを理解するお話
～パート⑥－１両性の法則】
宇宙の法則も終盤に差し掛かって参りました。
６つ目にお話しするのは「両性の法則」です。
性とは、人間や生き物に限ったものだけではありません。
この世界の人、場所、物の全てに「男性の性」と、
「女性の性」があります。
男性の性、女性の性はそれぞれが性質の異なるエネルギーを
持っています。
男性の性は欲求や欲望を表します。
常に外に向かっているエネルギーで、行動を促しています。
女性の性は、感情、気分、癖を表す
常に内側に向かうエネルギーで、アイデアを創造しています。
アイデアが生まれ、それを行動に移す。
この両方のエネルギーがあって、自分の想いや目的を
達成するのです。
このバランスが取れていることは、目的達成には
非常に重要です。
男性の性ばかり作用していると、周りに与えてばかりで
精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまいます。
逆に、女性性が強いと与えられることを待っているばかりで、
行動が滞り、自分の考えを表現することが出来なくなります。
車がガソリンを供給するように、私たちも与えること、
受け取ることをバランス良く保つことが非常に大切なのです。
シンプルに考えるのならば、
私たちは生きるために「呼吸」をしています。
息を吐く、吸う、吐いて、吸う、
この原理は全てに通じる法則です。
食べる、排泄する、
動く、休む。
与えるだけでも、受け取るだけでも機能しないのが
お解りになるでしょう。
そして、
両性の法則には、もうひとつの意味もあります。
それを「懐妊の法則」と呼びます。
これは、女性性のエネルギーでのアイデアと、
男性性の行動エネルギーが完全に働いて結果が出るまでは、
ある一定の決まった時間がかかることを意味しています。
例を挙げると、
地球は太陽の周りを一周するのに365日必要です。
人間の赤ちゃんは、10ヶ月間（海外の数え方では9ヶ月）が
生まれてくるまで必要なのです。
言い換えれば、
私たちの目標達成までに「必要な期間」もあるのです。
目標を持ち、達成までの全てがプロセスであり、
その「必要な期間」はプロセスの一部なのです。
私たちが「それぞれに、それぞれの目標」を設定した時、
その目標の達成までの必要な期間も、「それぞれ」の
はずです。
でも、私たちは周りの価値観や、植え付けられた主観により
全ての人が同じ期間で目標を達成出来ると
思ってしまったりします。
更には、予測できない「目標達成までの期間」に
焦りや不安を感じて、目標達成を諦めてしまうことも
また起こります。
ここで大切なのは、「目標達成できると信じること」です。
先ほど、物事には全て女性の性と、男性の性があり、
女性の性は内側へ向かうエネルギーだと書きました。
内側へ向かう力が働いているということは、
物事を引き寄せている力です。
女性性のエネルギーが司るのは、感情などです。
信じることは「感情」です。
信じるという感情が、内側へ引き寄せるエネルギーに
作用して、目標達成を引き寄せるのです。
男性性の「行動」の部分にも、大事なことが
隠されています。
今回はちょっと長くなってしまったので、
次回にお話しします。
なかじま みき
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