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日記_19:58北北西にISS

今日はよく晴れていてISSがくっきり見えた。

19:58ごろ北北西、東京上空にISS(国際宇宙ステーション)が通るのが見えるときいて外に出た。家からちょっと出たところに空が広い場所があって、空に何か見える時はそこへ出る。

19:50には外に出たのだけど北北西がいまいちわからず。空の北北西は広い。前もあるし、上もある。天頂はなんと表現するんだろう。あたりをつけつつ、移動する小さな灯りを探す。いつもより見えづらい気がする、と思ったらランプがLEDに変えられれいた。眩しい。安全で心地よい暗闇はなかなか見つけづらい。気軽に暗闇へ行けたらな、と思う。星が見たい。

満天の星空を見たのは小学校一年生の時、鹿児島の田舎でだった。天の川はもちろん、星座なんかよくわからないぐらいの星を初めて見た。宇宙は広くて、地球はちっぽけで本当に愉快だった。

それ以降、それ以上の星を見ていない。山の奥や灯りの少ない田舎へ出掛けたことはあるけど、北斗七星がくっきり見えるぐらいで天の川は見てないなぁ。また見たい。

19:53ごろ、わりと西寄りにちょこんと光る動いている点を見つける。地平線をなぞるかと思いきや天頂近く、見上げる高さのところをグングン移動している。LEDの街灯が眩しい。手で街灯を遮りながらISSを目で追う。おーい、と手を振ってみる。見えているよ、見えていますか、見えていないか、でもそこにいるのは知っているし、あちらも知っているだろう。小さい点がサッカー場の大きさ、というのはピンとこないけど「人間がいる」というのはスッと納得してしまうのはなんでだろう。光があると人の気配を感じてしまうのかな。月にも太陽にも人はいるんじゃないかなって思うし、いるって言われたらやっぱりねって思ってしまいそう。

天頂近くになると光がグッと強くなり、北へ進むにつれ小さく弱くなっていく。点は地平線に沈むことはなく点がどんどん小さく見えなくなっていく。飛行機はすぐ見えなくなるのは地上に近いからかな、それとも最後まで見ないからな。



今夜はISSをみれた。今日はISSをみたんだ。

それで今日はよし、とする。







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