短歌⑰

【突然番号飛びますが、最新のやつです】


青空に桜と共に君の舞う刹那を春と名付けよう 今 

この先はきっと切なくなりそうな予感がしてて今から切ない

帝国のマーチを背負い朗らかに入場したる2人に幸あれ

飲み込んだブドウの種が食道で蔓を伸ばした転寝の夢

数々の初期衝動の残骸が溢れて多趣味みたいに見える

私だけの人差し指じゃないことはフリックしてる動きでわかる

LIKEでもLOVEでもないこの関係に敢えて名前を付けるならIF

妬んだり蔑んだりしてここにいる自分を「普通」たらしめている

ボーダーは白いとこだけ染みがつく 見えるものだけが真実じゃない

好きな人といると自然といい人になるから人は恋をするべき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?