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ドアを開けよう

わたしは何者であるか。

そう考えた時に、結局のところ今はモノを売る人、という表現になる。365日、1番何をしてるってそれだからだ。

でも、これからもそうなのか。
何を売るのかは多少考えていくべきではないか。
どこで、何を。
誰のために。

次から次へと新しいものは現れる。
本の世界も年間で考えれば万単位の新刊が生まれるわけで、ありとあらゆる分野で新しいものが細胞が分裂してくようなスピードで生まれるのだろう。
過程には多くのひとの苦労や努力がある。
必要とされて生まれてきたのだろうし、いろいろあって比較するから選ばれるものもある。

今は大きな会社の中にいて店頭でモノを売るということがわたしの人生の大半の時間で、途中信じられないような苦しい時期があって休職もして、それでも好きが勝って続けてきたのだけれど。
あの時、生きるために手段として選んでいるんだと大きく舵を切り直したはずなのに、また胸のざわつきで違う道に迷い込んで、いままさに目の前に二つの道が現れてしまった。大きなドアがあって、一つしか開けられそうにない。

どっちに進むのか。

失敗しても自分の選択だ。自分の人生だ。ここからの人生、どちらのドアに手をかけて新しい景色を見ようか。振り返ると道ができていたというような、これまでと全く違う感覚で未来を見ている。

そう何度もは出くわさないこのY字路に、
腰を下ろして考える時間はそんなにないのだと
わかってはいるんだけれど。

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